最後のトロール、スラーン
最後のトロール、スラーン
最後のトロール、スラーン
モダンでのスラーンについて。
昔から青への対策カードとして使われてはいたけど、最近の青白コントロールの隆盛を受けてまた採用の機会が増えたんじゃないかと思ってます。

特にスラーンにとって追い風なのが、最近の青白コンがPWに寄せた構築になっている点。
終末が弱点なのでこれまでの対青白コンでは今ひとつ決定打になりにくかったものの、最近の青白コンはPWを重視して終末を入れない傾向にある(参考:https://www.hareruyamtg.com/ja/deck/239941/show/)ので、以前よりは脅威として信頼できるようになった。

神の怒りだけは唯一防げないけど、そこまで枚数が割かれてるものでもないのであまり気にしなくて良いと思う。
ジャンドやBGで使うならハンデスで防いだりもできるし。

あとスラーンと並んで窒息もここ最近サイドで見かけるようになった気がする。
ハマった時はスラーンより刺さるので、窒息も全然アリだと思います。
純粋なBGなら廃墟の地で列柱や氷河の城塞を割って島を引っ張り出せるのも大きい。
疫病を仕組むものを部族以外に使う場合に何を指定すればいいか
《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》の話。

人間・スピリット・エルドラージ・エルフ・マーフォーク・ゴブリン・スリヴァー等の部族を相手にする場合は簡単だけど、それ以外のクリーチャーを並べるデッキに対して疫病を仕組むものを使う場合、何のクリーチャータイプを指定するのが一番いいのか。
デッキ毎にちょっと考えてみる。

■カウンターカンパニー
極楽鳥(鳥)
献身のドルイド(エルフ・ドルイド)
薄暮見の徴募兵(人間・戦士・狼男)
→爪の群れの咆哮者(狼男)
永遠の証人(人間・シャーマン)
台所の嫌がらせ屋(アウフ)
聖遺の騎士(人間・戦士)
貴族の教主(人間・ドルイド)
漁る軟泥(ウーズ)
不屈の追跡者(人間・スカウト)
療治の侍臣(人間・クレリック)
歩行バリスタ(構築物)

とりあえず人間を指定すればドルイドコンボは止まる。
その他にも人間の割合が多いので、人間指定が一番丸そう。

■発掘
ナルコメーバ(イリュージョン)
恐血鬼(吸血鬼・スピリット)
秘蔵の縫合体(ゾンビ)
臭い草のインプ(インプ)
ゴルガリの凶漢(人間・戦士)

意外なほどにクリーチャータイプが被らない。
吸血鬼指定で恐血鬼を止めるのが無難だろうか。

■親和
メムナイト(構築物)
羽ばたき飛行機械(飛行機械)
信号の邪魔者(邪魔者)
大霊堂のスカージ(インプ)
鋼の監視者(構築物)
電結の荒廃者(ビースト)
エーテリウムの達人(ヴィダルケン・ウィザード)
刻まれた勇者(兵士)
ちらつき蛾の生息地(ちらつき蛾)
墨蛾の生息地(ちらつき蛾)

鱗じゃない普通の親和の方。
これも構築物だらけと思いきや、あまりタイプが被ってない。
どれもタフネスは低いので、場を見ながら最適なタイプをその場で選ぶのが良さそう。

■鱗親和
電結の荒廃者(ビースト)
電結の働き手(構築物)
搭載歩行機械(構築物)
→飛行機械トークン(飛行機械)
金属ミミック(多相の戦士)
鋼の監視者(構築物)
歩行バリスタ(構築物)
活性機構のトークン(霊気装置)
墨蛾の生息地(ちらつき蛾)

硬化した鱗を使う方の親和。
こっちは逆に構築物ばかりなので分かりやすい。
状況によっては飛行機械やちらつき蛾の指定もあり得る。

■ホロウワン
恐血鬼(吸血鬼・スピリット)
炎刃の達人(ジャッカル・戦士)
炎跡のフェニックス(フェニックス)
グルマグのアンコウ(ゾンビ・魚)
虚ろな者(ゴーレム)
通りの悪霊(レイス)
黄金牙、タシグル(人間・シャーマン)

これも全く被らない。
発掘やホロウワンに疫病を仕組むものは微妙なのかも。

■感染
荒廃の工作員(人間・ならず者)
ぎらつかせのエルフ(エルフ・戦士)
疫病のとげ刺し(昆虫・ホラー)
貴族の教主(人間・ドルイド)
呪文滑り(ホラー)
墨蛾の生息地(ちらつき蛾)

タイプは被らないが、タフネスがどれも低いので指定すればほぼその場で死ぬ。
工作員と教主にも刺さる分人間が若干広いか。

■白単エメリア
戦隊の鷹(鳥)
スレイベンの検査官(人間・兵士)
砂の殉教者(人間・クレリック)
セラの高位僧(人間・モンク)
イーオスのレインジャー(人間・兵士)
雨ざらしの旅人(人間・ノーマッド・クレリック)
歩行バリスタ(構築物)

あんまりメジャーじゃないけど個人的に対策したかったので書いた。
人間指定で大体問題なさそう。
鷹を警戒するなら鳥指定なんですかね。指定してても場に出たらCIPは誘発しちゃうけど。

■BG系・ジャンド
タルモゴイフ(ルアゴイフ)
闇の腹心(人間・ウィザード)
漁る軟泥(ウーズ)
不屈の追跡者(人間・スカウト)
血編み髪のエルフ(エルフ・狂戦士)
ゲトの裏切り者、カリタス(吸血鬼・戦士)
怒り狂う山峡(エレメンタル)
樹上の村(類人猿)

ジャンドで使う前提なので一応ミラーも考慮。
腹心を抑えられる人間指定が良さそう。
あとルアゴイフを指定すればこっちのタルモが相手のタルモを突破できるようになる。


大体こんな感じですかね。
当たり前だけどコントロールやコンボデッキは割愛した。
各デッキのクリーチャーについては適当なリストから取ってきたので、もしかしたら間違ってるのがあるかも。

それにしても人間指定で収まるデッキが結構多くて驚いた。
やっぱりモダンで一番強い部族は人間じゃないか(憤怒)

板歩きの刑

2019年5月30日 考察
板歩きの刑
板歩きの刑
板歩きの刑
スゥルタイで板歩きの刑を検討中。

スゥルタイの2マナ除去というと喪心・暴君の嘲笑が一般的だけど、この2種だと各永遠神・ボーラス・シャライ等といった4マナ以上の伝説生物を除去することができないので板歩きも一応候補になる。
(他には暗殺者の戦利品やリリアナの勝利といった選択肢もあるけど)

ソーサリーではあるものの、スゥルタイは元々構えないデッキなのであまり支障はないと思ってる。
あとはミラーで探検生物を除去できなかったり、マーフォークデッキに対して何の役にも立たなかったりといった欠点もあるけど、これもそんなに致命的な問題じゃなさそう。
一番心配なのは黒ダブシンが安定して出るのかという点で、ちょっと黒マナを増やす必要はあるかも。
とりあえずピン刺しくらいで少し回してみようと思います。
永遠神対策に永遠神の投入
と書くと何かややこしく見える。
スゥルタイでオケチラが非常に厳しいので、対オケチラ用スペルとして永遠神の投入を検討中。

除去して永遠神がライブラリーに戻った後に投入を撃つことで、墓地に永遠神を落とすことが可能。
他に生物がいないと撃てないのが若干気になるけど、対オケチラを想定した場合、大抵クリーチャーを多目に採用しているデッキなので対象に困ることはあまり無いと思う。
ゾンビトークンが出てる可能性も高いし。

他にもライフゲインが付いてるので赤単にも有効だったり、ミラーでは適当に相手の探検生物に撃つだけでも雑に強かったりする。
ちょっとサイドに入れて試してみようと思います。
群集の威光、ヴラスカ
リミテだと文句なしに強いけど構築でもいけるんすかねこれ。

接死の時点で1対1交換が取りやすく、PWにも対処できる可能性があるので使えなくはなさそうな気がする。
ヴラスカ自身が落とされてもトークン自体はPW破壊能力を持ったままなのが偉い。

ただどこまで行っても若干強い接死でしかないので、すぐに盤面に影響があるわけじゃないのが辛いところ。
あと先制攻撃持ちクリーチャーに対してほぼ無力なのも厳しい。特に鎖回しは天敵。

スゥルタイでちょっと試してみようかと思ったけど、スタンだとやっぱり難しいかな。
ちょうど絵違い版が1枚あるので使ってみたい感はあるんだけど。

ボーラスの手中

2019年5月4日 考察
ボーラスの手中
ボーラスの手中
ボーラスの手中
スゥルタイのサイドで試し中。

PW奪うなら集団強制の方がいいような気はするけど、スゥルタイだと青4シンボルが安定して出ないのでこっちも選択肢になる。

また生物かPWしか対象にできない集団強制と違い、戦慄衆の侵略や最古再誕といったエンチャントを奪ったり、裏返ったアズカンタのような土地を奪うことも可能。
あとはパーマネント故に拾売人で使い回せたり、ナーセットの逆転で妨害されない等の利点も一応ある。

ケフネトをはじめとした除去しても戻ってくる永遠神サイクルが幅を利かせている中、場から除去しないまま対処できる奪取系の呪文は結構使えるんじゃないかと思ってます。
灯争大戦が来たら再評価されそうなカード
灯争大戦が来たら再評価されそうなカード
灯争大戦が来たら再評価されそうなカード
灯争大戦が来た後のスタン新環境で再評価されそうなカードを挙げてみる。
例によって当てにならないので全然違ってたとしてもあしからず。

・暗殺者の戦利品
2マナでPWを即除去できる(新テフェリーを除く)。
ボーラスリリアナニッサウギンと環境に強力なPWが溢れ返るので、それらに対する軽い回答として活躍しそう。
ちなみにアショクと合わせてもデメリットを帳消しにすることはできない。

・強迫
PWを捨てられる1マナハンデスとして出番が増えそう。
メインに積む選択肢も十分あり得る。
PWを抜きにしても今回強力なスペルが多数あるし。

・不滅の太陽
PWの能力を使えなくさせる。
ただ常在型能力は封じられないのと、自軍のPWにも影響が出る点は注意が必要。

・特殊地形対策
荒廃ワームや廃墟の地など。
今回ミシュランや爆薬土地といった有用な特殊地形が出たので、それらへの対策で使われるかも。

・各種英雄憚
増殖でカウンターを任意に増やしやすくなった。
増殖のタイミング次第では相手のターンに効果を誘発させることもできるので、ファイレクシア教典で相手の攻撃に対応してリセットをかけるといったことも可能。

・PW参照系カード
テフェリーの誓いやモックスアンバー、各種伝説ソーサリーなど。
アンバーは早くも値上がりの傾向にある。
PWだけじゃなく伝説生物もかなり増えたので、歴史的を参照するカード全般にチャンスがあるかも。
トロンのサイドに約束エムラを入れる理由とは
トロンのサイドに約束エムラを入れる理由とは
最近トロンのサイドに《約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised End》が入ってるのをよく見かける。
何で採用されてるのか分からず、採用理由を調べてもあまりはっきりとした答えを書いているところが無かったので余計に気になった次第。

プロが書いてる晴れの記事とかだとコントロールに対して有効とあるものの、コントロール戦においてエムラがウラモグより優れる理由については書いてないため、何をもってエムラを選んでるのかが結局よくわからなかったり。
単に打ち消されても効果は有効ってだけならウラモグでも良いんだよなぁ・・・
これについては身内でも軽い議論になったけど、相性の悪い相手であるタイタンシフトに強いからだろうという推論が出たくらいで本当のところはわからなかった。

個人的には、対コントロール向けとして使われてるのはインスタントが効かない点が買われてるんじゃないかとも思う。
一旦着地すればパスやクリコマでのバウンスは受け付けないので、フィニッシャーとしてはウラモグより信頼できそうな気はする。
終末や評決では除去されるけど、コントロール側もトロン相手なら全除去はたぶん抜くだろうし。

あと考えられるのはウラモグより軽くなるからとか、ウラモグ3枚目にするとサージカルに弱くなるからとかですかね。当たってるかわからんけど・・・
どなたかトロン有識者の方がいたら教えて欲しい。
【モダン】墓地対策の選択肢
【モダン】墓地対策の選択肢
【モダン】墓地対策の選択肢
イゼットフェニックスが流行ってる今のモダンにおいて、墓地対策の選択肢がどれだけあるのか改めて書き出してみる。


・安らかなる眠り
モダンでは最も強力な墓地対策。通称RIP。
青白系のコントロールでは自分の瞬唱も使えなくなってしまうため採用を見送るケースもある模様。

・悔恨する僧侶
トーモッドの墓所内蔵生物。
主にスピリットやカウンターカンパニーで採用される。


・虚空の力線
RIPと並ぶ強力な墓地対策。
黒マナの出ないデッキでも使えなくはない。
マスターズでは結局再録されなかったので、基本セット等に来ない限り当分再録はなさそう。

・外科的摘出
墓地のカード1枚と、ライブラリー及び手札から同名のカードを追放する。
ピッチスペルであることに加え、どんなデッキでも使える便利な墓地対策。
絶賛値上がり中。

・根絶
黒マナを要する代わりに刹那を持つ外科的摘出(こっちの方が先だけど)。
対コンボや対青を見るなら外科的摘出より優先されることもあるかも。

・フェアリーの忌み者
死せる生で採用される。
マナが不要なので黒でないデッキでも使える。

・貪欲な罠
プレイヤー1人の墓地を全追放。墓地に3枚以上落ちると0マナで撃てる。
これも黒ではないデッキで使える墓地対策で、最近ではイゼフェニでの採用実績がある。

・墓所への乱入
LOで使われる。ドレッジ殺し。

・豚嗅ぎ鼻
瞬速想起持ち生物。PIGで墓地を1枚追放。
今は特に使われてないけど、自分から死亡するので黄泉橋が流行れば出番があるかも。


・漁る軟泥
ジャンドや緑系ビート全般で使われる。
ライフゲインしつつフィニッシャーにもなるのが偉い。

・貪る死肉あさり
CIPと攻撃時に墓地を1枚追放する。
死せる生が採用することがある。

・土覆いのシャーマン
CIPでプレイヤー1人の墓地を望む数だけライブラリーに戻せる。
緑3マナ生物なのでカンパニー、コード、森林の怒声吠え等と相性がいい。

・原初の命令
墓地をライブラリーに戻せる。
緑単信心が使う他、土地バウンスが可能なのでポンザが使うこともある。

・地の封印
アド損をせずに瞬唱やリアニを防げる。
ただフラッシュバック等は防げないのであまり使われない。

混色
・捲土+重来
分割の余波スペル。
重来は緑2マナで全墓地をライブラリーに戻すソーサリー。
墓地から唱えられるライブラリー修復ということでLOには特に有効。

・太陽と月の輪
緑白混成2マナの、プレイヤーに貼るエンチャント。
貼られたプレイヤーは墓地の代わりにデッキボトムにカードが落ちるようになる。
緑シンボルを稼げるので緑単信心では採用しやすい。

・ラクドスの魔除け
プレイヤー1人の墓地を全追放するモードを持つ。
ファクト破壊や生物数分ダメージのモードもあるので、メタ次第ではジャンド等で使われることも。

・ジャンドの魔除け
墓地追放モードは上と同じ。
他はクリーチャー強化と紅蓮地獄。

その他
・トーモッドの墓所
プレイヤー1人の墓地を全追放。
0マナで展開を阻害しないので、アグロやバーンなど早めのデッキで採用される。

・大祖始の遺産
アドを失わず使いやすい墓地対策。
ただ全墓地を追放するので、自分で墓地利用するデッキでは採用を躊躇われる場合もある。
主にトロンやタイタンシフト、コントロール等が使う。

・虚無の呪文爆弾
上と同じくドローできるのでアド損しないのが強み。
遺産と違いこちらはプレイヤー1人の墓地が対象なので、墓地利用するデッキ向き。
ジャンド等の黒を含むデッキで使われる。

・墓掘りの檻
ドレッジやフェニックスはもちろん、頑強やフラッシュバックも対策できる上にカンパニーやコードも封じられる便利なカード。
ただ追放するわけではないので、探査やプテラマンダー、永遠の証人等には効果がない。
死せる生に対して入れてはいけない(戒め)

・沈黙の墓石
アーティファクト版地の封印。
地の封印を使いたいが緑マナを出せない場合に。

・ボジューカの沼
CIPでプレイヤー1人の墓地を全追放する土地。
主にアミュレットタイタン等で使われる。

・屍肉あさりの地
2マナでサクると全墓地を追放する土地。
赤単プリズンや、無色マナを活かせるエルドラージトロンで採用される。


思い付いたのをざっと挙げてみた。
カリタスや神々の憤怒のようなカードは今回除外。
他にも色々ありそう。

突然の衰微

2019年2月27日 考察
突然の衰微
突然の衰微
突然の衰微
モダンでの《突然の衰微/Abrupt Decay》の話。
昨年に同コストでより範囲の広い暗殺者の戦利品が出たこと、またアイアンワークスに対してクラーク族の鉄工所を破壊できないこと等で活躍の場が減ってたけど、鉄工所の禁止を受けてまた使われる機会が増えるんじゃないかなと思ってます。

特にプリズン系のデッキが最近結果を残しつつあるのも追い風。
罠の橋や虚空の杯X=2を割りつつ、普通のデッキに対しても除去として使える万能さはこれからの環境で役立つんじゃないですかね。

あとは霊廟の放浪者の妨害を無視できるので、対スピリットにおいては暗殺者の戦利品よりこっちの方が除去としての信頼性は高い。
(戦利品と違ってムーアランドの憑依地を割ったりはできないけど)
メインに戦利品4、サイドに衰微1~2くらいで試してみても良さそう。
高原の狩りの達人
高原の狩りの達人
高原の狩りの達人
ジャンドのサイドでたまに見る、高原の狩りの達人について再考してみる。

ジャンドの4マナ生物というと最近は血編みが定番だけど、クリーチャーを並べて殴ってくるようなデッキが多い環境(早い話が人間やバンスピ)だと狩り達が優先して活躍できるんじゃないかと思う。

ライフ回復・横並び・生物の除去という対アグロで欲しいアクションを1枚でこなせるのは非常に便利な上、さらに場に残ればそのままフィニッシャーにもなる。
血編みでも同じような動きができたりカリタスの方が残れば強かったりするけど、こちらは出た時確実に仕事をしてくれるのが大きい。
対アグロでなくとも、ミラーマッチのようなフェア相手全般に強いし。

そんな訳でここ最近の環境では狩り達を再評価してます。
MFに向けて、サイドに入れて調整してみる予定。
バントスピリット相手のサイド入れ換えを考える
バントスピリット相手のサイド入れ換えを考える
バントスピリット相手のサイド入れ換えを考える
MF横浜への受付も完了したということで、今月は対バンスピ強化月間。
ジャンド視点でサイド後に残すカード・残さないカードを1枚ずつ考えてみる。

・タルモ、軟泥
ないと打点が出ないので必要。
殴り役をこの2枚にほぼ依存してるのでRIPが怖いけど仕方なし。

・闇の腹心
あまり必要ない気がしてる。
至高の幻影1体が立ってるか瓶中隊から出てくると殴れないし、ブロッカーにもなれないのが厳しい。

・血編み
強いんだけど動きが大振りすぎてバンスピ側は解答を当てやすいのが何とも。
サイド後は4枚フルには要らなそう。

・審問、囲い
いると思う。審問は中隊は抜けないけど、前方確認できるだけでもこのマッチだと大きい。

・稲妻、プッシュ、暗殺者の戦利品
必要。枚数を減らす選択はないと思う。

・集団的蛮行
中隊を抜けるので必要。

・ヴェールのリリアナ
布告除去は瞬速瓶中隊で計算を狂わされやすく使いづらい。
それでも1~2ターン目除去から出すヴェリアナは強いので先手なら優先して入れたいところ。

・コラガンの命令
2点火力じゃ捕らえも至高の幻影も焼けないのであまり要らないと思う。
あとは相手の除去がパスなのでクリーチャー回収が使いづらいのもある。


以下はサイドボードにあった場合に入れた方が良いかどうか。

・渋面の溶岩使い
入れて良さそう。捕らえと至高の幻影は焼けないけど、それ以外は全部焼ける。
何より軽いのが偉い。

・キッチン
ライフゲインは偉いけどブロッカーになれないのが辛い。
頑強が活躍する場面がなく微妙かも。

・カリタス
大振りだけど残った時のリターンが大きいので入れていい気がしてる。
着地後の相手の対処手段はパスくらいだし。

・墓掘りの檻
中隊を使えなくさせる。
正直役立ったことはないけど、あるなら入れていいと思ってる。

・サージカル、根絶
やや後ろ向き。
根絶なら捕らえられず放浪者にも引っ掛からないのでアリかも。

・最後の望み、リリアナ
生物デッキ全般に刺さるPWだけあって流石に強い。
それでも中隊や瞬速からの打点であっさり潰されるので過信は禁物。

・神々の憤怒
あるなら入れるけど、捕らえ無私の霊魂放浪者があるのであまり当てにできない。

・衰滅
無私の霊魂をかわせる。
バンスピを意識するなら滅びよりこっち。

・破滅の刻
赤5マナで全体5点と破壊不能を失わせる。
捕らえられず無私の霊魂も突破できる。

・グルールの魔除け
2マナインスタントで飛行生物全体に3点。
モダン広しと言えどもこのダメージ効率は他にはない。


とりあえず思い付いたのを挙げてみた。
ただ破滅の刻やグルールチャームはバンスピに親でも殺されたのかと思われそう。
バントスピリット対策に《掻き集める梢/Raking Canopy》
バントスピリット対策に《掻き集める梢/Raking Canopy》
バントスピリット対策に《掻き集める梢/Raking Canopy》
ジャンドでバントスピリット対策に何かいいカードないかなと探してたら、こんなカードを見つけた。

Raking Canopy / 掻き集める梢 (1)(緑)(緑)
エンチャント
飛行を持つクリーチャーがあなたを攻撃するたび、掻き集める梢はそれに4点のダメージを与える。


一度貼れればそこそこ攻撃は凌げる。
バンスピは置物破壊をあまり入れてこない(秋の騎士とドロコマくらい?)ので、置いた後に割られる心配も少ない。
3マナなので一応リビエンでも運用できたりする。

ただロードを2体出されると結局呪文捕らえに突破されるし、無私の霊魂を1枚サクられるだけでも突破されてしまう。
あとこんなの3マナで置いてる暇があったらアンガーでも撃っとけという話もある。
結論として実用的とは言えなさそう。

結局のところジャンド的には単体除去や神々の憤怒(あるいは衰滅)で何とかするしかないんだよなぁ・・・
最近はバンスピにどうやって勝てばいいか本当にわからなくて、閼螺示や絹鎖の蜘蛛、イシュカナあたりをマジで入れようかと考えたこともある。
プロの記事とか見るとハンデスで中隊落としてからタルモでダメージレースするって書いてあるけど、自分がバンスピとやると必ず2枚目の中隊を引かれるんですが何故なんですかね(半ギレ)
安全の護符
マナ要求効果が赤単バーン対策になるんじゃないかと思ってこの前は赤緑ビートのサイドで使ってみたけど、他のデッキだと全然使われてないんすよね。

そもそもバーン相手に出しても火力の速度を減速させるくらいしか効果がないので、それならライフゲイン等で対策した方がいいという話もある。
それこそアリーナのようなバーンがTier1になるような環境じゃないと使われないのかも。

あるいはアーティファクトを並べるようなデッキなら無理なく使えそうな気がする。
この前の一族の暴行とか。
フェロックスに回避能力を付けよう(提案)
フェロックスに回避能力を付けよう(提案)
フェロックスに回避能力を付けよう(提案)
今現在あまり評価が高くない無効皮のフェロックス。
除去耐性こそあるものの、戦闘では単なる6/6であるせいか大した脅威として見られてない節がある。
(バニラなので弱いという意見は実際に結構見る)

それなら回避能力を何かつけてやれば脅威になるんじゃないだろうか。
緑単系のビートで使う前提として、回避能力をつけられる方法をいくつか挙げてみる。

・カル・シスマの恐怖、殺し爪
緑4マナのレジェンド熊。
一緒に殴った生物に+1/+1とトランプルを付与、さらにパワー4以上の生物をコスト軽減する。

色や用途的にも近く、コスト軽減の恩恵も受けられるので無理なく組み合わせられる。
問題は殺し爪自体が除去に弱い点。
タフネスが3しかないので稲妻の一撃であっさり死んでしまう。

・ペガサスの駿馬/突撃するロック鳥
飛行を付与できる。
流石に単体のカードパワーが低いか。

・攻撃的なマンモス
6マナ8/8、さらに自軍にトランプル付与する象。
フェロックス→ギカントサウルス→これの流れは実に緑単らしくて好き。

PWデッキとウェルカムデッキにしか入ってないせいか知名度は低め。
供給量も少ないのか、何気に苦悩火より値段が高くてたまげた。

・セラからの翼
白4マナの伝説オーラ。
+1/+1修整、さらに飛行と警戒と絆魂まで付与する。

一度つけられればかなり強力だが、フェロックスにつける場合は計6マナ必要な上、つけたターンは無防備になるのが欠点。
それでも緑馬につけるデッキが既にあったりするので可能性はありそう。

・野生林の鉤爪
+1/+1修整とトランプル付与、さらに回収能力付きの緑オーラ。
単色でオーラを選ぶならこれか脅威的成長だろうか。
ブランチウッドアーマーは回避能力は与えないので今回は除外。

・先祖の刃
警戒トランプルにパワー上昇を与える装備品。
つけた生物が死亡した場合、他の生物につけることができる。

実は装備品は結構アリな組み合わせなんじゃないかと思ってる。
オーラと違って先出しが可能なのでフェロックスのデメリットをいくらか無視できる他、除去された場合でもそれほどアドを失わずに済む。

・継ぎ当ての翼
先祖の刃より軽い装備品。
空飛ぶフェロックスって単純ながら割と脅威になるのでは。

・街頭暴動
パワー上昇とトランプルを与える赤5マナエンチャント。
フェロックスの後だとかなり重くなるのが厳しい。


現実的な線だと殺し爪や装備品が無難ですかね。
攻撃的なマンモスはちょっと試してみたい気がするけど、地味に値段が高くて困る。
モダンのBGサイドインアウトメモ
モダンのBGサイドインアウトメモ
モダンのBGサイドインアウトメモ
ほぼ個人用メモ。
書いとかないと忘れそうなので書き残しておく。

対人間

IN
喪心 1
滅び 1
衰滅 1
倦怠の宝珠 1
自然のままに 1

OUT
ヴェールのリリアナ 3
強迫 1
大災厄 1

自然のままには瓶しか割れないけど、これが腐る状況は瓶出されてないってことなのでそれはそれで悪くないと思う。

対青白コントロール

IN
大爆発の魔道士 3
集団的蛮行 1
虚無の呪文爆弾 2
倦怠の宝珠 1

OUT
致命的な一押し 4
大渦の脈動 1
暗殺者の戦利品 2

この前から色々調べてトロフィーを減らす結論に。
トロフィー撃つ状況は大体PW出されてる時であまり嬉しい状況じゃないので、そうなる前に勝つことを目指した方がいい気がする。
あとヴェンディまで見てたら倦怠の宝珠入れても良さそう。

対バーン

IN
集団的蛮行 1
喪心 1
自然のままに 1

OUT
思考囲い 3

腹心やヴェリアナも減らした方がいいのかもしれないけど、代わりに入れるものがあまりない。
自然のままにの対象は大歓楽の幻霊とサイドから入る可能性のあるRIPあたりだろうか。

対バントスピリット

IN
滅び 1
衰滅 1
喪心 1
墓掘りの檻 1
倦怠の宝珠 1

OUT
ヴェールのリリアナ 3
大渦の脈動 1
大災厄 1

蛮行以外のソーサリー除去は瞬速生物と瓶のせいでリスクが高いので抜いていいと思う。
檻は中隊、宝珠は捕らえや鎖鳴らし用。最近は反射もいるし。

対リビングエンド

IN
虚無の呪文爆弾 2
外科的摘出 2
滅び 1
衰滅 1
集団的蛮行 1
大爆発の魔道士 3

OUT
致命的な一押し 4
暗殺者の戦利品 2
ヴェールのリリアナ 3
最後の望み、リリアナ 1

遺棄地のパンプを除いて基本タフ4以下しかいないので衰滅でも全除去になるはず。
墓掘りの檻を入れてはいけない(戒め)


本当に正しいのか怪しい部分が色々ある。
長くなったのでヴァラクートとかトロンはまた別の機会に書く予定。
モダンで《大災厄/Doomfall》
モダンで《大災厄/Doomfall》
モダンで《大災厄/Doomfall》
純正2色のBGミッドレンジで大災厄の採用を検討中。

キッチン・復活の声・ワムコのような除去が効きづらい生物への追放除去として使える他、ハンデスとしても使えるのでコンボに対しても役立ちそうというのが主な理由。
特にアンガーやパスが使えるジャンド・アブザンといった他のBG系と違って純BGは追放に乏しいため、その意味でも使いやすい追放除去というのは大きい。

あとはトロフィーの影響もある。
トロフィーの採用でパルスを若干減らせるようになり、それによって大災厄のような別の3マナ枠を入れやすくなった点、PIG持ち生物や手札にある脅威といったトロフィーでは対処できない部分に対して大災厄でフォローできる点などがそれにあたる。
特にトロフィーの弱点を補える部分に関しては採用する十分な理由になるんじゃないですかね。

とりあえずパルスを減らして少し試してみる予定。
まあ前も同じようにBGでヴラスカの侮辱を試してみて結局定着しなかったので、今回も上手くいくかどうかは分からんけど。
スタンの緑黒系ミラーで役立ちそうな生物
スタンの緑黒系ミラーで役立ちそうな生物
スタンの緑黒系ミラーで役立ちそうな生物
緑黒使った時にミラーが課題だと感じたので、使えそうなクリーチャーをちょっと考えてみる。

・ヤヴィマヤの化身、ムルタニ
墓地から回収できるので相手の最古再誕で釣られる心配がなく、到達により破滅を囁くものをキャッチすることも可能。
実際サイドに取ってる緑黒のリストもいくつか見られる。
侮辱は仕方なし。

・蔦草牝馬
わかりやすい黒対策。
トロフィー・ヴラスカ・チュパカブラが効かない上、チュパカブラ本体や海賊トークンにブロックされない。
ただ疫病造り師や最古再誕は防げないし、枝渡りやレインジャーにも負けうる。

・無効皮のフェロックス
相手の最古再誕に合わせて出せるとおいしい。
ただ場にいるとこっちもPWやトロフィーが使いづらくなる。

以下は他の色を含むクリーチャー。

・ 転生するデアリガズ
死亡しても墓地に落ちないのでムルタニと同じく最古再誕で利用されにくい。
また緑黒系はチュパカブラやヴラスカなどソーサリータイミングの除去が多いので、飛行速攻は割と有効。

・不和のトロスターニ
家路能力が有効。
人質取り、正気泥棒、最古再誕と主にスゥルタイ系が使うカードに刺さりやすい(トークンは帰らないが)。

ちなみにトロスターニ自身にも能力は有効らしいが、アリーナで人質取りされた時には能力が誘発しても帰って来なかった。バグだろうか?

・トカートリの儀仗兵
最近話題のクリーチャー。
倦怠の宝珠効果によりあらゆるCIP能力を無力化できる。
ただ自分にも影響するので同型ミラーで使うのは厳しい。

・悔恨する僧侶
墓地追放生物。
好きな時に生け贄にできるので人質取りされにくいのも強み。
アブザンカラーなら結構あり得る選択かも。
《屑嗅ぎ鼻/Offalsnout》
《屑嗅ぎ鼻/Offalsnout》
《屑嗅ぎ鼻/Offalsnout》
リビングエンドのサイドに屑嗅ぎ鼻を採用することを検討中。

墓地対策としては基本的にフェアリーの忌み者の方が優秀なんだけど、こっちは想起で一度場に出てから死亡するのが大きな特徴。
死亡することによって相手の黄泉からの橋を追放できるので、ブリッジヴァインのような橋を使うデッキに対してはこれも悪くないんじゃないかと思う。

瞬速持ちなのでもちろんインスタントタイミングで唱えることも可能。
復讐蔦と橋が相手の墓地にある時、相手のバリスタX=0キャストから誘発した復讐蔦の効果にスタックで想起で出せたりすると一番いい。

あと普通に場に出た後に死せる生の効果で死亡した場合、同時に死亡した相手のクリーチャーをすぐに墓地から追放できるという利点も一応ある。
これはフェアリーにはできない芸当。

とはいえ、追放にマナ不要な点や生物としてのスペックはもちろんフェアリーの方が上だし、フェアリーと違って捨てるわけではないのでイフニルの魔人ともシナジーはない。
そもそもブリッジヴァインを意識するなら黒力線を使った方が早いという話もある。

それでも対橋に特化しててかつリビングエンドで使えるカードという意味ではかなり貴重。
フェアリーを何枚か差し替えて少し試してみてもいいかも。
ジャンドに青タッチして漂流自我
ジャンドに青タッチして漂流自我
ジャンドに青タッチして漂流自我
あるかも。
補足するとモダンの話。

サイドから漂流自我2~3枚+湿った墓1枚入れればジャンドでも撃てるんじゃないだろうか。
入れる目的はもちろんトロンヴァラクート対策としてだけど、アイアンワークスみたいな他のコンボにも使えるのでたぶん無駄にはならないはず。

まあ高山の月の時もガン積みを試して結局それほど効果はなかったし、これがトロンヴァラクートに効くかは微妙だけど。
ただやっぱりトロフィーくらいじゃ土地破壊には全然足りないので、対策するならこれくらいしたい感はある。

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