ジャンドvsスピリットを考える(後編)
ジャンドvsスピリットを考える(後編)
ジャンドvsスピリットを考える(後編)
前回の続き。
ジャンドがスピリットに対して厳しい点は以下の3点かもというところまでは出せた。

・フライヤーを全くブロックできない
・除去が思うように撃てない
・反射で戻されてテンポを失う

今回はこれを踏まえて、スピリットに有効そうなカードを挙げてみる。
(キャリアーやラスアナのような対策しなくても入り得るカードは除外)

・嵐の息吹のドラゴン
プロテクション白を持ちつつ飛行を止められる。
特にパスや反射が効かないのは大きい。
気になるのは5マナと重い点と、受け目的で使うにはややもったいない点。

・オリヴィア・ヴォルダーレン
これもフライヤーをブロックできる時点で偉い。
火力を飛ばす能力もレンで土地が伸びやすいジャンドでは扱いやすい。

・墓後家蜘蛛、イシュカナ
到達持ちのトークンをばら撒けるのでかなりの時間が稼げる。
トークンをまとめて対処してくる拘留代理人には注意が必要。

・イフニルの魔人
カードを捨てるかサイクリングすると-1/-1カウンターをばら撒ける。
本体も飛んでるのでかなり頼りになる。
発掘や紅蓮術士、サイクリングランド等が入っててディスカード要素が多目のジャンドならあり得るかも。

・墓忍び
軽いマナで出せる可能性のある重量級フライヤー。
8マナ扱いなので捕らえられない。
使うなら闇の腹心が入らないタイプのジャンドで。

・硫黄の精霊
瞬速刹那で白生物に+1/-1を与える。
捕らえられず瓶や瞬速で割り込まれないキャリアーと考えると結構強そうには見える。

・クロールの銛撃ち
至高の幻影を潰しつつ3/2到達を残せる。

・渋面の溶岩使い
ティム生物。
コストが軽いので取り回しやすい。
レンや他の除去と合わせるとさらに良さそう。

・衰滅
霊魂の破壊不能を無視できる全体除去。
スピリットを意識するなら滅びよりこっち。

・破滅の刻
これも破壊不能を失わせられる全体除去。
衰滅と比べて5マナなので捕らえられない点が大きい。

・突然の死
捕らえや霊魂、放浪者、鎖鳴らし等による妨害を完全に無視できる単体除去。
突然のショックでもいいかも。

・残忍な切断、マグマの陥没孔
探査スペル。
軽いマナで撃てて捕らえられない除去はやはり貴重。

・掻き集める梢
攻撃してきた飛行生物に4点を与える3マナエンチャント。
対飛行としては悪くないけど、ほぼ時間稼ぎにしかならないのが厳しい。

・グルールの魔除け
2マナで飛行生物全てに3点を与えるインスタント。
飛行全体ダメージ系のスペルではたぶんモダンで一番マナ効率がいい。
問題はほぼスピリットにしか効かず、サイドとして刺さる範囲が狭すぎる点。

・倦怠の宝珠
捕らえ、反射、拘留代理人、鎖鳴らしの能力を誘発させなくする。
人間やタイタン、ソプターコンボ等にも刺さるのでサイドとしては結構有用。


他にも色々ありそう。
イシュカナやオリヴィア、衰滅あたりは普通にBG系のサイドで使われた実績があるので違和感なく採用できるんじゃないですかね。
あと個人的に倦怠の宝珠は悪くないんじゃないかなと思ってます。

コメント

pao
2019年7月31日17:04

『突然の俗化』などはどうでしょうか。不審なブロッカーを立たせる必要がありますが。

くー
2019年7月31日23:40

>paoさん
スピリットは横に並ぶので、それらを一斉に無力化できる点ではありかもしれませんね。
刹那なら突然の死と同じで捕らえられたリ打ち消されたりしませんし。
変わった後のP/Tが0/1だったら歴戦の紅蓮術士のトークンで討ち取れたのになぁ

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