【AKH】CIPでアーティファクトを破壊する3マナクリーチャーなど
2017年4月6日 カードレビュー
・Manglehorn
3マナ2/2の緑クリーチャー。
CIPでアーティファクトを破壊できる上に、対戦相手のアーティファクトがタップ状態で場に出るようになる。
自然廃退がメインに入るようなこの環境なら活躍は間違いない。
タップ能力の方も、霊気池を即起動させなくしたり、青ハルクの瞬速ブロックを防いだり色々と役立つ。
下環境でもワンチャンありそう。
モダンではオパールのモックスを妨害できるので純鋼ストーム対策になる他、3マナクリーチャーということでアブザンカンパニーでも使われるかも。
なんかヴィンテージあたりではメインから入ってもおかしくない性能に見えるんですがどうなんですかね。
・緑碑
対応する色のクリーチャーが1マナ軽くなる、3マナの伝説ファクトサイクル。
緑はクリーチャーを唱えた時に+2/+2トランプルが付く。
牙長獣の仔のようなサボタージュ能力を持つカードとは相性が良い。
特に1マナ像を出し入れして複数回強化する動きは非常に強力であるため、ティムールエネルギーか赤緑エネルギーに是非入れたい1枚。
ただ唱えたクリーチャーに修正が入らないのは残念。
・新ギデオン
紋章はいいとしても、+1能力を同居させたのはやり過ぎだと思う。
この紋章はギデオンをどうやって場に維持させるかというデッキを組みたくなるから面白いんであって、ギデオン自身の能力で自衛できるんじゃ何の楽しさもないんだよなぁ・・・
【AKHプレビュー】打ち消されない緑の3マナクリーチャー
2017年3月31日 カードレビュー
3マナ4/3のクリーチャー。
自身が打ち消されない他、龍爪のスーラクのように後続のクリーチャー呪文も打ち消されなくさせる能力を持つ。
こいつを通すとクリーチャーへの打ち消しがほぼ腐ることになる上、パワーが4あるので放置もできない。
青系のコントロールにとってはマスト除去であり、対打ち消しカードとしては悪くない性能だと思います。
今のスタンではあまり打ち消しは使われてないものの、こういった対策カードが出るということは何か実用的なカウンターが収録される前触れかも。
もしそうならスタンでも十分居場所はありそう。
モダンでは同じく打ち消されない能力を持つスラーンや大貂皮鹿、空殴りとの競合になる。
除去耐性などを加味すれば先人たちの方が使いやすいが、後続のクリーチャーを通す役割でならこちらに軍配が上がる。
マナレシオでもスラーンや皮鹿より優秀なため、緑単ストンピィのような攻め重視のデッキならお呼びがかかるかもしれない。
他にもガトックやメリーラのような通したいクリーチャーの補助として使われる可能性もある。
緑単信心ではスーラクで事足りるか。
緑のマスターピースが一枚も無かったのでアモンケットはどうなることかと思ったが、まずまずの緑のカードで一安心。
これからのプレビューにも期待できそう。
マスターピースと赤ドラゴン
2017年3月29日 カードレビュー
意思の力再録には驚いた。
スタンのパックを剥いたらwillが出てくるとかこれは大変なことやと思うよ
個人的には部族モダン用に神の怒りが欲しい。
注目のプロモはやっぱり赤ドラゴン。
5マナでデメリットがあるとは言え、飛行速攻を持つ火炎舌のカヴーが弱いわけがないすね。
場に残れば継続して焼けるのも強力だし、焼きたいクリーチャーがいない時は普通に殴ればいいので融通も効く。
ギデオンへの返しとしても有効な手になりそう。
同盟者トークンごとまとめて始末できるのは大きい。
気を付けなきゃいけないのはアヴァシンやイシュカナあたりの航空戦力ですかね。
特にアヴァシンを合わせられると目も当てられないので、出すタイミングには注意が必要。
アンタップしなくなるデメリットは他のカードのサポートによっては帳消しにできる。
アーリンコードや永遠の見守り・砂岩の橋などで警戒を付与したり、神聖な協力やキオーラでアンタップさせたり。
あるいは殴った次のターンに現出で生け贄にしてしまうのもアリかも。
モダンマスターズ2017 公式プレビュー開始
2017年2月28日 カードレビュー
http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/modern-masters-2017-edition
今のところかなりの大盤振る舞い。
レアはどれ引いてもほとんどハズレがないすね。
アンコモンも有用なものが多くて嬉しい。
神話枠がまだ空いてるけど、ヴェリアナとかがそこに入ってくる感じですかね。
魂の洞窟も神話レアで来そうな気がしなくもない。
個人的には今までのモダマスで再録されなかったコモンアンコモンが来てほしい。
具体的にはクァーサルの群れ魔道士とか楽園の拡散とか、エイヴンの思考検閲者とか。
レアだとアメジストのとげ辺りも再録がないから入れてほしいかな。
どのデッキも使える純鋼ストーム対策だし。
霊気紛争フルスポイラー 帰化枠の2マナインスタントなど
2017年1月7日 カードレビュー
フルスポが公開されました。
今回マジでアンコモン以下が軒並み強くないですかね・・・
・ナーナムの改革派
1マナ1/2接死。
紛争達成で+1/+1カウンターが1個乗って場に出る。
1ターン目にフェッチを切って出すことで、2/3接死という密林の猿人も真っ青のスペックになる。
モダンのZooなんかでは1マナクリーチャーの選択肢になるんじゃないですかね。
特にフロンティアの白緑鱗デッキに入れたい一枚。
自身でカウンターを乗せられる点はもちろんのこと、接死を持つのでドロコマの格闘効果とも非常に相性がいい。
・自然廃退
アーティファクトをデッキボトムに送るインスタント。
送る先は微妙に違うものの、霊気のほころびのほぼ下位互換に近い。
とはいえ、今のスタンでアーティファクトを制限なく除去できる2マナインスタントは貴重。
場合によってはメインに投入されることも珍しくないかも。
ただし、発明博覧会のようなデッキボトムからサーチする手段を相手が持っていると効果が半減するので注意が必要。
逆に自分が発明博覧会をコントロールしている場合、相手のアーティファクト破壊に対応して自分のアーティファクトをデッキボトムに逃がすといった使い方も可能。
・襲拳会の革命家
3マナ3/3トランプルで、種類を問わずカウンターを増やすCIP能力・PIG能力持ち。
訓練されたアーモドンの超上位互換。
エネルギーカウンターや+1/+1カウンターを増やせる他、プレインズウォーカーの忠誠度も増やせる。
場に出してすぐサクったりすれば一気に2つ増やせるので、何か悪用できそうな気もしなくもない。
素のスペックも3マナ3/3トランプルと普通に使えるレベル。
アーリンコードのようなクリーチャー強化能力を持つPWと組み合わせれば、トランプル持ちを強化して殴りつつ忠誠度も上げられるため強力。
霊気紛争プレビュー その3
2017年1月6日 カードレビュー
・歩行バリスタ
搭載歩行機械と同じマナコスト・P/T条件を持つアーティファクトクリーチャー。
4マナでカウンターを増やせる他、カウンターを取り除くことでクリーチャーかプレイヤーにダメージを与えられる。
見た目は地味ながら、実はかなり強いカードなんじゃないですかね。
「起動にタップやマナが不要で、いつでもプレイヤーかクリーチャーに飛ばせる火力」というのは結構ヤバい能力だと思う。
カウンターを増やすカードも多いし、紛争の達成にも貢献できるので期待は大きい。
個人的には安いうちに4枚揃えたいカード。
・僧帽地帯のドルイド
2マナ1/3のシンプルなマナクリ。
ウルヴェンワルドに囚われしものから変身能力と防衛を取っ払ったらタフネスが1上がった感じ。
タフネスが3あるため、乱脈な気孔などをキャッチできる。
また自分が撃つコジレックの帰還にも耐えられるので、今までマナクリとリターンのジレンマに悩まされていたランプでは無理なく採用できるマナ加速になりそう。
・생맹제작자의 우화집(日本語名不明)
3マナのアーティファクト。
自分のアップキープに占術1できる他、クリーチャーを唱えた際に緑1マナを払うとドローできる。
スタンだと基本的に占術1の置物で、クリーチャーにあわよくばキャントリップを付ける感じ。
対コントロール向けのサイドとしては文句なしの性能。
モダン以下でもサイドとしてワンチャンあるかも。
緑マナがたくさん出せて、かつ小型クリーチャーが多いデッキに向いている。
早い話がエルフか緑単信心。
霊気紛争プレビュー その2
2017年1月5日 カードレビュー
・リシュカーの巧技
6マナソーサリーの緑レア。
コントロールしているクリーチャーの最大値パワー分ドローし、その後5マナ以下の呪文をタダで唱えられる。
魂の威厳と似ているが、こちらは対象を取らないので立ち消えしにくい。
通常こういったソーサリーでのドローは隙が大きいため使いにくいが、2つ目の効果でそれを補えるのが魅力。
クリーチャーやPWを展開したり、除去を撃ったりすることで手札を補充しつつマウントを取り続けられる。
さらにドローしたカードをそのまま唱えられるため、巧技サイクル共通の悩みである「踏み倒して唱える分の呪文が手札にない」という事態になりにくい。
それぞれの効果が噛み合っていて、総じて使いやすいドロースペルだと思います。
スタンでは呪禁を得られて除去されにくい逆毛ハイドラが良い相方になりそう。
4～5枚ドローした後に緑巨人や5マナニッサを展開するだけでもかなり強力。
モダン以下では流石に悠長だが、色を気にせず5マナ以下が唱えられるため何かに使えそうな気もする。
緑単信心で尊原初がいる時に撃ったりすると大量ドローしつつガラクとか展開できて面白そう。
・改革派の地図
1マナのアーティファクト。
場にタップインし、タップして生け贄にすることで基本土地をサーチできる。
タップインするようになったが、起動にマナが不要になった旅行者の護符。
序盤のマナ安定に貢献するのはもちろん、最速2ターン目に紛争を達成できるのが最大の売り。
昨日プレビューした緑輪地区の解放者を2ターン目に4/3で出しやすくなる。
2マナ以下のパーマネントを墓地に落としつつ紛争を達成できるという意味では、各所で話題になっている緑白3マナ3/2との相性もいい。
テラリオンと併用して紛争デッキなんかも組めるかも。
取り急ぎ緑のカードだけ見ていく。
・緑地帯の暴れ者
緑1マナ3/4の象。
場に出た時にエネルギーカウンター2つの支払いが必要で、支払えない場合はエネルギーカウンター1つを得られる上で手札に戻る。
エネルギーの支払いが必要とはいえ、1マナ3/4は非常に強力。
霊気との調和から2ターン目に出るだけでも十分に脅威になるし、後半引いたら合計3マナ払って出してもいい。
ヘリに打ち勝てたり、蓄霊稲妻の素撃ちで死なないサイズなのもいいすね。
モダンの緑単ストンピィでも採用が考えられる一枚。
実験体の進化と非常に相性が良く、また稲妻で落ちないサイズであるため頼りになる。
ただ同じ3マナの皮背のベイロスと比較した場合、サイズが劣っていたり信心があまり稼げないところは気がかり。
マナの分割払いが可能である点や、出し入れが可能な点を上手く活かせればスタン以外のフォーマットでも活躍できるかも。
・緑輪地区の解放者
2マナ2/1のエルフ。
紛争を達成していると+1/+1カウンターが2つ乗って場に出る。
上の象と同じく、条件を満たせば凄まじいマナレシオになるクリーチャー。
ただスタンだと最速2ターン目に紛争は厳しいため、高速アグロ用のクリーチャーとして運用するのは難しい(霊気紛争にこれから収録されるカード次第ではあるけど)。
逆にフェッチが使えるフォーマットだと紛争を達成するのが容易であるため、一転して強力なアグロクリーチャーになる。
特にフロンティアの鱗デッキでは存分に性能を活かすことが可能で、硬化する鱗を絡めればなんと2ターン目に5/4で出せる。
他にもカウンターを参照するカードが多数収録されるようなので、それらとのシナジーも期待できそう。
新録マスターピース、《次元の橋/Planar Bridge》
2016年12月29日 カードレビュー
新規カードなのでおそらくスタンでも使える枠。
和訳名は適当だけど、次元の混乱/Planar Chaosとかで訳されてるのでたぶん合ってるんじゃないですかね。
6マナのレジェンドアーティファクト。
8マナ払ってタップすると、ライブラリーからパーマネントをサーチして場に出せる。
普通に使うと計14マナもかかるので使うには何かしらの工夫が必要。
スタンで使うならやっぱりランプが第一候補になりそう。
見捨てられた神々の神殿があるからキャストしやすいし。
エムラ→ウラモグ→世界を壊すものといった感じで毎ターンエルドラージを引っ張れれば殴り勝てるでしょう。
ただ今のスタンにいる大型エルドラージは大半が「唱えた時」に誘発する能力を持つので、これを経由して出してもあまりお得感がないのが残念。
むしろ場にいる時に能力を発揮できるエルドラージの方がいいかもしれないすね。
虚空の選別者とかコジレックとか。
また、パーマネントなら何でも良いのでPWやエンチャント、アーティファクトや土地もサーチ可能。
クリーチャーを並べられてる時は炎呼びチャンドラをサーチして場を一掃したり、アーティファクトデッキに対しては霊気紛争新録の5マナ白エンチャントをサーチして追放したり。
ランプではこの点を活かしてゼンディカーの復興者サーチとかもありかも。
そうすれば手札のエルドラージも唱えやすくなる。
モダンでも色々と使い方が考えられるカード。
一番わかりやすいのはトロンですかね。
若干悠長ではあるけど、状況に合わせてウギンやカーンを選択して出せるのは強力。
ワンチャン緑単信心でも採用があり得る。
起源の波X=6から出せる上、一緒にガラクやキオーラがめくれれば続けて8マナ起動からビヒモスを持って来たりできる。
場の状況によってはニクソスを持ってきてさらにマナブーストとかもあるかな。
手札に引いてきた時でも、14マナ出せれば普通に置いて即起動できるのがいいすね。
・キランの真意号
2マナ搭乗3のレジェンド機体。
4/4飛行警戒に加えて、PWのカウンター1つでも搭乗コストを払える。
使うならやっぱりPW中心のデッキになりそう。
チャンドラとは+1能力からの2マナでぴったり出せるので相性がいい。
たぶん狙ってデザインされてるんだろうけど。
同じ理由でキオーラともワンチャンあるかも。
他のPWが必要になる点は初心者とか新規にあまり優しくなさそうな気がするけど、そこはまあプレインズウォーカーデッキ買えってことなんでしょうかね。
PWを身近に感じさせるためのデザインって意図も入ってそう。
・不撓のアジャニ
6マナのアジャニ。
+2でトップ3枚中の土地以外のパーマネントを手札に、-2でソープロ、-9で全クリーチャーと全PWにカウンターを5個ずつ撒く。
初期忠誠度4。
ソリンと若干仕事が被るけど、追放能力があるのでソリンより使われるんじゃないですかね。
エムラに対処できるのはこの環境では大きいと思う。
むしろランプ使う側にとっては天敵かも。
ウラモグ出した返しにこれ出されるとアジャニ自身の処理も含めてかなり厳しくなる。
・勇敢な守護者、アジャニ
PWデッキのアジャニ。
+2でクリーチャー1体に+1/+1カウンター2つ、+1でトップから捲って表になったクリーチャーを手札に、-11でクリーチャー1体のライフ分強化とトランプル付与。
初期忠誠度4。
PWデッキ用ということでカードパワーは控え目。
霊気紛争版とマナコストも初期忠誠度も同じなので流石に構築での活躍は厳しそう。
ニッサみたいにもうちょっと差別化してもよかったような気はする。
まあ新緑の最高潮みたいな専用サポートカードが別にあるとかの可能性もあるけど。
フルスポイラー公開で気になったカード
2016年9月17日 カードレビュー
・導路の召使い
CIPでエネルギーカウンターを得られる他、カウンター消費で好きな色マナを出せる2マナ2/2のクリーチャー。
多色デッキに合うのはもちろん、収斂とも相性がいい。
また、死天狗茸の栽培者と違ってタフ2なのでリリアナの＋1に耐えられるのが大きい。
・野生の放浪者
CIPでランパンが誘発する4マナ3/2のクリーチャー。
出るだけでアドを稼げるので異界の進化のサーチ先として最適。
特に原初のドルイドから異界の進化で持ってきた時のマナ加速が凄まじく、仮に3ターン目に撃った場合、合計土地5枚が並ぶ上でさらに3/2が場に残る。
異界の進化を使うデッキならぜひ狙いたい。
カラデシュ フルスポイラー
2016年9月16日 カードレビュー【カラデシュ】呪禁と+2/+2修正を与える緑1マナインスタント
2016年9月14日 カードレビュー コメント (2)
ここに来てまさかのレインジャーの悪知恵の上位互換が登場。
もう1マナの軽量強化スペルは収録されないんだろうなと思った矢先だったので驚いた。
レインジャーの悪知恵と比べて修正値が上がったのは非常に大きく、これなら巨大化にも見劣りしないレベル。
コンバットトリックから除去避けと幅広く使える。
下の環境でももしかしたら出番があるかもしれない。
巨森の蔦の亜種と言ってもよく、モダンの緑単ストンピィでも強化スペルの選択肢になる。
(蔦みたいにオーラの妨害とかはできないけど)
スタンでは赤緑の高速アグロとかが成立するなら使われるんじゃないですかね？
銀毛の援護者やザダと組み合わせても面白そう。
【カラデシュ】4マナのハイドラ
2016年9月8日 カードレビュー
緑4マナの4/3ハイドラ。
CIPでエネルギーカウンター3つを得られる他、エネルギーカウンター3個消費で呪禁付与と+1/+1カウンターを載せられる。
マナを消費せず、いつでも呪禁を得られるのは相手にすると結構厄介かも。
カウンターが余ったらサイズアップに回せるのも無駄がなくていいすね。
ただエネルギーカウンターを得られるのはCIP能力なので、着地時にカウンターが無い場合は対応で除去される可能性もある。
まあエネルギーカウンター自体は2体目以降にも回せるけど。
総合的に見て、うまく調整された良ハイドラなんじゃないですかね。
早めのビートダウンに入るかどうかは怪しいけど、ミッドレンジの対コントロール要因としては悪くなさそう。
【カラデシュ】緑神話3枚プレビュー
2016年9月7日 カードレビュー
取り急ぎ緑神話だけでも見ていく。
・深緑の機械巨人
5マナ4/4トランプルに加えて、CIPで+1/+1カウンターを4個ばら撒けるアーティファクトクリーチャー。
載せる対象は自分でもいいので、単騎なら5マナ8/8トランプルという土を踏みつけるものも真っ青なマナレシオになる。
他のクリーチャーにカウンターを載せる場合は、初めから回避能力を持つクリーチャーに使いたい。
放浪する森林、罪を誘うもの、アクームの火の鳥とか。
もちろん単騎で殴っても強いので、その場合はハンウィアーの要塞やアーリンなどで速攻を付与してやりたい。
ステロイドカラーのミッドレンジが合いそう。
・Nissa, Vital Force
5マナニッサ。
+1で土地1枚アンタップと、その土地を次の自分のターンまで5/5クリーチャー化(速攻付与)。
-3で墓地からパーマネント回収。
-6で上陸1枚ドローの紋章を得る。
初期忠誠度5。
場に出た次のターンに奥義が撃てるのが最大の売り。
ゲームを決めるほどのものではないけど、長期戦になればなるほどアドを稼げる。
-3はPWを回収できるのが強力。
奥義を使って墓地に落ちたニッサを2枚目で回収する動きは鉄板になりそう。
総じて長期戦向けのPWと言えます。
スラーグ牙っぽいクリーチャーや修復の天使っぽいクリーチャーも一緒に収録されるので、かつてのドランリアニみたいな気の長いミッドレンジがまた見れるかも。
・自然の職工、ニッサ
PWデッキ収録の6マナニッサ。
厳密にはカラデシュのカードではないが、これもスタンで使える。
+3で3点ゲイン。
-4でトップ2枚を公開して土地を場に、残りを手札に（オリジンニッサの+1能力2回分とほぼ同じ）。
-12で全体+5/＋5トランプル付与。
初期忠誠度5。
特徴は何といっても忠誠度の上昇幅。
場に出して即プラス能力起動により忠誠度8となり、さらに3ずつ増えていくため非常に硬い。
かと言って放置すると強化版バーランが飛んでくるので無視するのも難しい。
入門用セットのPWということでカードパワーはかなり抑えられているものの、いざ使われるとビートダウンでは対処が難しいカードかも。
奥義がバーランなので、マナクリを大量に並べてマナ加速で早めに置くようなデッキに合ってそう。
モダンで言うところのエルフみたいな。
カラデシュプレビュー
2016年9月3日 カードレビュー
ちょっと前まで異界月だったのにもうカラデシュとは早いっすね。
レア土地が早くも公開。
金属術っぽい条件を達成すれば、毎ターン1点ゲインとアーティファクト限定のサーチ能力が使える。
この前の予想通り、スタンでは調査がいい相方になる。
サーチで持ってくるものはカラデシュでの収録カード次第ですかね。
連結面晶体構造とか、スタンで今まで使われなかったアーティファクトにもワンチャンあるかも。
下の環境でも悪さしそう。
計5マナかかるとはいえ、土地がサーチ能力持ってるってのは結構ヤバい気がする。
あと、やっぱり飛行機械トークン出るみたいすね。
この前の予想が割と当たってて驚いた。
フルスポが公開されました。
良さげなコモン・アンコも何枚かあっていい感じ。
気になったのを挙げると、
・原初のドルイド
2マナ0/3で死亡時にランパンが誘発する。
序盤のチャンプブロッカーとして使えるし、現出・進化する飛躍・異界の進化あたりで生け贄に捧げてもいい。
構築はもちろんリミテでも色安定に貢献する良コモンっすね。
・ソンバーワルドの雄鹿
5マナ4/3で戦場に出た時に格闘できる。
ありそうでなかったCIP格闘持ちクリーチャー（厳密には緑執政やグルールの憤怒獣がいたけど）。
森の代言者や反射魔導士あたりのクリーチャーを除去できるのはいい感じ。
相打ち上等ならギセラや変位エルドラージも落とせる。
火炎舌のカヴーは流石に言い過ぎだが、CIPで4点ダメージというのは結構大きいんじゃないですかね。
何より緑という色でこの使いやすさの除去は貴重。
・満ちゆく月
待望の狼男変身スペル。
旧イニストの月霧とは違い1体しか変身できなくなったが、代わりにトランプル付与効果が付いた。
ウルリッチに使えば擬似除去スペルになるのでフレーバー的にもぜひ狙いたい。
ちなみに変身できるのは1体のみだが、トランプル付与は自軍全体に効果があり、また狼男以外にも適用される。
5マナのレジェンド蜘蛛
2016年7月5日 カードレビュー
5マナ3/5到達の伝説蜘蛛で、場に出た時に昂揚達成なら1/2蜘蛛トークンを3体ばら撒く。
さらに黒を含む7マナを払えば蜘蛛分のライフルーズを迫れる。
既存のカードでは荒廃を招くものが近いか。
昂揚デッキの5マナ域としては十分な性能。
蜘蛛本体は神話猪の現出に使ってもいい。
仮に立て続けに出した場合、16点トランプルとなる。
蜘蛛トークンを出す能力は唱えた時の誘発ではなくcipであるため、異界の進化やリアニメイトとの相性も良好。
荒廃を招くものがモダンで使われたことを考えると、もしかしたらモダンでもワンチャンあるかも。
キッチンやウィットネスからの異界の進化で呼べるし、ちらつき鬼火あたりでブリンクできれば偉いことになる。
唱えた時に2枚ハンデス可能なエルドラージ
2016年7月2日 カードレビュー
8マナ現出持ちのエルドラージが公開。
唱えた時に相手の手札を見てコスト3以下、コスト4以上のカードをそれぞれ1枚ずつ捨てられる。
8マナとは言え、コジレックの審問と脳食願望に5/5が付いているのだからコストパフォーマンスは間違いなく高い。
現出を絡めれば早いターンに叩き付けることも可能。
ピーピングハンデス内蔵のクリーチャーということで難題の予見者に近いカードではあるが、能力の誘発が「唱えた時」なのでハンデスする時点ではこのクリーチャーは場に存在しない。
このため対応されて除去される心配がなく、予見者よりアタッカーとしての信頼度は高いと言える。
黒の現出持ちだが、黒を使わない普通のランプでも十分に運用できる性能。
コジレックリターン追放で場を一掃しつつ相手の除去を叩き落とせば流石に勝ちでしょう。
たまに死天狗茸の栽培者から現出できることがあるかもしれない。
この前のタコといい、まさかイニストラードブロックでこんなに実用的な大型エルドラージが増えるとは驚き。
異界月は思ってた以上にエルドラージが主役のセットっぽい。
出産の殻がソーサリーになった
2016年7月1日 カードレビュー
http://mtg-jp.com/reading/translated/bb/0017104/
何気に公式記事見たらとんでもないカードが来てた。
3マナダブルシンボルの緑ソーサリー。
追加コストでクリーチャー1体を生け贄、サクったクリーチャーのマナコスト+2までのクリーチャーをサーチして直接戦場に出せる。
出産の殻の能力を強化して取り出したような呪文。
ライブラリーから直接戦場に出せるのは緑頂点や元祖殻からわかる通りもちろん強力。
公式に書いてある通り、スタンではアリストクラッツのコンボパーツや予見者といったクリーチャーのサーチに使える。
あとは適当な5マナクリーチャーをサクって龍王アタルカを呼んだり、カウンターの載ったハンガーバックをサクって森の代言者を持ってきたりとか。
モダンでも色々と悪用できそう。
キッチンや役目を終えたウィットネスあたりをサクるだけでも5マナまでのクリーチャーが呼べてしまう。
現出と合わせて、異界月は生け贄ギミックが多い感じになるんですかね。
作り変えるものやムラーサの緑守りといったPIG持ちが次の環境では活躍するかも。
