【IKO】イコリアのプレビュー開始
【IKO】イコリアのプレビュー開始
【IKO】イコリアのプレビュー開始
イコリアのプレビュー始まりましたね。いつも通り気になったのだけ見ていく。
スタン・モダン目線で、カードの細かい効果説明は省略。

・怪物の代言者、ビビアン
緑の5マナPW。神話レア。
ガラクやニッサを見てもわかるように、プラス能力で3/3が出せるPWが強いのは過去のPWが証明済み。
しかもトランプル・警戒・到達のどれかを状況に対応して選べるのがまた強力。
常在型能力も便利な上、マイナス能力との相性も良いので普通に強いPWなんじゃないですかね。

ただ今は5マナニッサがいるので役割が若干被る。
こっちはよりアド重視な能力になってるので、デッキによって上手く使い分けたい。
ニッサがスタン落ちしたら結構使われそうな気もする。

・原始の王者、ゴジラ / タイタノス・レックス
ゴジラ版の9マナアンコ恐竜。
普通に見たらただのリミテ生物だが、2マナサイクリングを持っているということでリビングエンドの採用候補になる。

リビエン経由での3ターン目11/11トランプルはモダンと言えども流石に強力。
同じ2マナサイクリング持ちのイフニルの魔人と比較しても高打点という面で差別化できているので、現行のリビエンにはすんなり入りそう。
サイクリングでのトランプル付与はほぼおまけだけど、パンプした遺棄地の恐怖に使うといった場面もあるので覚えておきたい。

・Kogla, the Titan Ape
緑の6マナ類人猿。レア。
CIPで格闘、攻撃時に置物破壊、さらに2マナで人間をハンドに戻すと破壊不能を得られる。
CIPと攻撃時にそれぞれ能力が誘発する6マナ生物という点ではM12のタイタンサイクルを彷彿とさせる。

今のスタンは創案かまどクローバーと置物を結構見るので、破壊能力はなかなか偉いんじゃないですかね。
人間バウンスの方は魅力的な王子と相性が良いけど、そこまでしなくとも出来事持ちを戻すだけでも単純においしい。真夜中の騎士団とか巨人落としとか。
重いけど個々の能力は強いし仕事はするので、どこかで使われてもおかしくはなさそう。
テーロス還魂記 フルスポイラー感想
テーロス還魂記 フルスポイラー感想
テーロス還魂記 フルスポイラー感想
テーロス還魂記のフルスポ出ましたね。
気になったカードを取り上げてみる。

基本的にスタン・パイオニア目線で、カード毎の細かい効果は省略。

・終わりなき巣網のアラスタ
イゼフェニ対策に最適な蜘蛛。
というかイゼフェニに対して有効になるようにデザインされてる感すらある。
再燃するフェニックスとかも止められるサイズなのがいいすね。

・運命を紡ぐ者
後続が打ち消されなくなるガイアの伝令の亜種。
パイオニアの緑系アグロだとうろつく蛇豹との2択になりそう。

・第1回イロアス競技会
1枚で色んなことができる英雄譚。
ドローにはパワー4が必要ではあるけど、このカード自身の効果により自前で用意できる点が自己完結していて使いやすい。
何も考えず連打するだけでも相当強力なんじゃないですかね。
個人的には安いうちに集めておきたいカード。

・急嵐のトリクス
こういう青の飛行ファッティ好き。ザヒードとか。
能力がランプ向けなのもなお良し。
何気にエレメンタルなので、パイオニアで7マナオ厶ナス入れたティムールエレメンタルとか組んでみたい気もする。

・海の神のお告げ
2マナになった代わりにおまけが付いてインスタントになった定業。
スタンでは予期との2択かな。

・苦悶の悔恨
2マナハンデス。
相手のハンドが無い時でも使い道があるのはいいすね。

・エルズペスの悪夢
マナクリ破壊からのハンデスと、ランプにとってはまさに悪夢のような効果。
黒系ミッドレンジの対ランプ用サイドに出番があるかも。

・ティゼルスの果実
墓地からも撃てるプレイヤー火力。夜の衝突にも似ている。
パイオニアでラクドスバーンとか来たりするんだろうか。

・墓破りのラミア
CIPで納墓が誘発する5マナ4/4絆魂。
本体のスペックも悪くないし、コスト軽減効果も持ってるので結構やり手なのでは。
何かに使われてもおかしくなさそう。

・ファリカの献杯
黒単色では珍しいエンチャント破壊。
パウパーあたりでは需要があるんじゃないですかね。

・自然の怒りのタイタン、ウーロ
かなり強いって言われてるけどどうなんすかね。
純正なシミックだと脱出の墓地5枚って結構キツそうに見えるんだけどなぁ・・・
墓地肥やせるスゥルタイとかなら文句なく強いと思うけど、そうまでして使うなら結局墓地肥やしのサポートが必要ってことなので、この値段がつくほど無条件で強い生物ではない気もする。
まあ今はシミックカラー自体が強いからこの値段になってるというのもあるのかも。

・モーギスの殺戮神官
ジャンドオーブンで使われそうな生物。
サクる度にパワー2上昇する上に自力で先制攻撃も得られるって結構ヤバそうな気がする。

・影槍
ここまで軽いなら構築でも普通に装備品として使えそう。
絆魂でダメージレースが優位になるので、殴り合うようなマッチのサイドで使いたいところ。
緑系アグロではロナスや探索獣のような接死持ちに付けるとトランプルが活かせて強力。

・魂標ランタン
墓地を追放する置物。
黒ボムのように相手の墓地しか追放しないので、自分でも墓地を使うミッドレンジのサイドなんかに合ってそう。

・スコフォスの迷宮
イス卿の迷路のような能力を持つ土地。
計5マナかかるとは言え、クリーチャー1体無力化は土地が持つ効果としては十分すぎるほど強力。
コントロールやターボフォグ、土地を伸ばすランプなんかが使うんじゃないだろうか。
何気にブロッククリーチャーも除外できるので、トランプル持ちと合わせればならず者の道のようにアンブロ能力を付加する土地としても使える。
テーロス還魂記 公式プレビュー開始
テーロス還魂記 公式プレビュー開始
テーロス還魂記 公式プレビュー開始
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

テーロス還魂記の公式プレビュー始まりましたね。
気になったのを何枚か見てみる。

・セテッサの勇者
緑3マナ1/2の人間・戦士。レア。
自分のコントロール下でエンチャントが出る度に+1/+1カウンター1個が乗って1ドロー。

いわゆるエンチャントレスの一種。
自身が強化されるので、これまでのエンチャントレスと比べてよりアグロ向けの性能になっている。
呪禁オーラでのコーの精霊の踊り手やスラムのように、オーラビートでのドロー源かつ打点アップとして期待できそう。

・鎖巣網のアラクニル
緑1マナ1/2で到達持ちの蜘蛛。
CIPで飛行生物1体にパワー分ダメージ、5マナと4枚追放で脱出、脱出時に+1/+1カウンターが3つ乗る。

クロールの銛撃ちの縮小版といった印象。
素のままだと孤高のフェニックスすら倒せないので対飛行としてはちょっと心許ない。
脱出を上手く使えるデッキでの飛行対策が無難だろうか。

パイオニアではスピリット対策に使えるかも。
それでも空掃きや銛撃ち、空殴りと競争相手は多いけど。

・セテッサの請願者
緑3マナ2/2、CIPで信心分ライフゲインを持つ人間・ドルイド。
ナイレアの信奉者の下位種。

ナイレアの信奉者より軽く取り回しやすいので、パイオニアでは緑アグロでのサイドに可能性がありそう。
3マナ生物ということでカンパニーや怒声吠えが絡むデッキでも使える。

・鎖を解かれしもの、ポルクラノス
緑黒4マナの伝説ゾンビ・ハイドラ。神話レア。
+1/+1カウンターが6個、脱出なら+1/+1カウンターが12個乗って場に出る。
ダメージ軽減能力を持ち、3マナ払うと他生物と格闘、6マナと6枚追放で脱出を持つ。

軽減能力は誓いを立てた騎士や幻影クリーチャーにも似ているものの、それらとは違って取り除くカウンターの数はダメージ分であるため、調子に乗って格闘を続けるとあっという間に死亡してしまう。
むしろ死亡させて脱出させる前提のデザインとも言える。

除去能力を持つ生物としては優秀な方ではあるけど、この色なら生物に除去を頼らずとも除去スペルが使えてしまうのが何とも。
前テーロスの時と同じで相変わらず回避能力を持っていないのも辛い。
1枚でカウンターを18個稼げるので、シミックの隆盛あたりと組み合わせるのも面白いかも。

・ぬかるみの捕縛
黒2マナのオーラエンチャント。
-3/-3修正を与える、死の重みの上位種。

2マナ除去としてはそこそこ使えそう。
エンチャントかつ除去にもなるということで、パイオニアではBG昂揚あたりでも出番があるかもしれない。
付けた先が死亡すれば紛争達成できるのもいいすね。

・塵へのしがみつき
黒1マナのインスタント。
墓地からカード1枚を追放し、それが生物なら3点ゲイン、生物以外なら1枚ドロー。
4マナと5枚追放で脱出。

熟慮とまでは行かないにしても、軽量ドローでしかも墓地からも撃てるのはこのご時世ではかなり珍しい。
環境次第では使われそうに見える。

・意味の渇望
青3マナのインスタント。
3枚ドローしてエンチャントを捨てない限り2枚捨てるか、エンチャント1枚を捨てる。
知識の渇望の亜種。

知識の渇望が当時のスタンでかなり使われた経緯を考えると、これも同じように使われそう。
パイオニアやモダンでも十分に可能性はあるんじゃないですかね。
ちなみにエンチャントを含む2枚を捨てるのは適正。
【THB】赤緑神が公開
テーロス還魂記から赤緑の神が公開されました。

・運命の神、クローティス
赤緑3マナ4/5の伝説エンチャント・クリーチャー。神話レア。
他の神と同様に破壊不能を持ち、信心が7以上で顕現する。
第一メイン開始時に墓地からカード1枚を追放し、それが土地なら赤マナまたは緑マナ1つを加え、土地ではないなら各対戦相手から2点ダメージを与えて2点回復。

死儀礼のシャーマンっぽい能力を持っているのが特徴。
追放するのは自分の墓地でも相手の墓地でも良いので、対象に困ることはあまりなさそう。
寓話の小道あたりと絡めて序盤に出せばマナ加速として機能し、中盤以降は相手の墓地を無くしつつライフを詰められるのでなかなか強力なんじゃないですかね。

一方で、場に出たターンに何もせずブロッカーとしても期待しづらい・能力は盤面自体にはほとんど影響しないといった短所もある。
テフェリーや借り手のようなバウンスが環境にそこそこいるのも辛いところ。
どちらかというとライフ回復を活かして対アグロに使いたい感じもあるけど、この色だと先に相手を殴り倒す方が良さそうなのが何とも。
使うならジャンドミッドレンジのような気の長いデッキだろうか。あるいはマナ加速を活かしたランプのようなデッキとか。


あとMF名古屋申し込みました。
当日朝行くはしんどいのでたぶん前日入りかなぁ
信心が帰ってきた
信心が帰ってきた
信心が帰ってきた
テーロス還魂記のカードが公開されました。

エイスリオスが引き続き登場しており、テキストには前テーロスと同じく場のシンボル数によって顕現する効果が。
やっぱり信心じゃないか!(歓喜)

現環境にもラヴニカの混成マナサイクルやエルドレインのトリシンサイクルといった信心が高いカードがあるので、それらも次環境で活躍できるかも。
実際前のテーロス環境でも夜帷の死霊や炎樹族の使者が使われてたし。
個人的にはヨルヴォやビビアン積みまくった緑単信心とか組めたら組んでみたい。

あとアショクが普通に強そう。
プラス能力で場に残る生物出せるPWは大体強い(6マナペス、5マナガラク、5マナニッサ等)し、マイナス能力も汎用性が高いのでスタンでは結構やれるんじゃないかと思います。
ペスは白単やボロスアグロか何かで使われたりするんだろうか。
【ELD】4マナレジェンドの緑神話ビースト
【ELD】4マナレジェンドの緑神話ビースト
【ELD】4マナレジェンドの緑神話ビースト
Questing Beast (2)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — ビースト(Beast)
警戒、接死、速攻
Questing Beastは、パワーが2以下のクリーチャーによってはブロックされない。
あなたがコントロールするクリーチャーが与える戦闘ダメージは軽減されない。
Questing Beastが対戦相手1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールするプレインズウォーカー1体を対象とする。それはそのプレインズウォーカーに、その点数に等しい点数のダメージを与える。

4/4


なんだこの強さ!?(驚愕)
轟くベイロスを伝説にして神話レアにしたらどういうわけかメリット能力が6つ付いてきた。
同じ4マナのレジェンド生物であるスーラク辺りと比較しても、とんでもなく能力が盛られているのがわかる。
ここまで強い緑単色のクリーチャーを見たのはアモンケットのロナス以来かも。

接死と警戒で攻守を兼ねられるのが特に強力。
相手の場に先制攻撃持ちのファッティでもいない限り、毎ターンほぼ殴り得なんじゃないですかね。
アンブロ持ちなので小型クリーチャーの群れと相打ちという事態も起こりにくいし。

軽減防止能力はフォグやプロテクション等に対して役立つ。
スタンでは神々の思し召しや、灯争大戦のドビンに対して有効。
それどころか大祖始が突っ立ってても真っ向から殴りに行ける。

モダンでも十分可能性はありそう。
個人的にはジャンドで血編みを押し退けての採用があり得るんじゃないかと思ってます。
長期戦でアド勝ちしたいジャンドだと相手のアド源であるPWを破壊できるのは噛み合ってるし、アンブロ能力の方は未練ある魂・ソプター・瞬唱・コアトルといった厄介なチャンプ生物を回避するのに役立つ。
エルドレイン後の環境でぜひ試してみたいすね。
【ELD】極楽鳥の亜種
エルドレインの王権プレビュー始まりましたね。
気になったのが1枚あったので見ていく。

・Gilded Goose
1マナ0/2飛行持ちの鳥。レア。
CIPでFoodトークンを1つ生成、緑含む2マナとタップでFoodトークンを生成、さらにタップとFoodを1つ生け贄で好きな色のマナを出せる。

極楽鳥と同じく、緑単色の飛行持ち生物というだけで貴重な存在。
加えてタフネスが2あるのでプテラマンダーや幽体の船乗りをブロックできる。
時には4マナビビアン等で強化して飛行アタッカーとして使う場面もあるかも。

マナ加速にはFoodを要するのでマナ源としてはやや使いづらいものの、マナが余った時は逆にFoodトークンを量産できるのが強力。
マナフラ受けを持つマナクリというだけで十分な強さなんじゃないですかね。
ちなみにマナを出す際にサクるFoodはトークンに限定されてないので、Foodを持つ他のパーマネントでも可能。

良質なマナクリが来たのは嬉しいけど、こいつが来たってことはラノエルの再録(同型再版)は当分無いかな。
というか1マナ域のマナクリが環境内でこの鳥だけになったら結構値上がりそうな気もする。
直前が多色ブロックだし、使うなら4枚必要になりそうなこともあるので安いうちに集めておいた方がいいカードかも。
基本セット2020フルスポイラー感想
基本セット2020フルスポイラー感想
基本セット2020フルスポイラー感想
M20のフルスポを今更見ました。
気になったカードだけ書いていく。

・急報
再録。セレズニアトークン待望の2マナでトークンが2体出るスペル。
苗木の移牧と違ってインスタントなので、テフェリーにもそこそこ強くていいすね。

・神々の思し召し
再録。地味にレアリティが上がってる。
白ウィニーとかボロスフェザーで使われそう。

・浄光の使徒
2マナでプロ黒と追放能力持ちの人間。
素で2/1なのがずるいと思う。
スタンでも白ウィニーで使われるだろうし、モダンでももしかしたらあるかも。

・名高い武器職人
再録。こういう名称指定カードがセットで再録されるって珍しい気がする。

・軍団の最期
2マナ除去にピーピングが付いてると思えば結構強そうに見えるけどどうすかね。
それでも対象に制限があるからサイド用かな。
トークンや成長室の守護者への対策としては申し分ないと思う。

・対称な対応
スタンだと正気泥棒や廃墟の地と合わせて使ったりするんだろうか。
モダン以下だとさらに悪用されそう。

・傲慢な血王、ソリン
ほぼ吸血鬼デッキ用。
イクサランが落ちるまでに僅かに結果を残すような気もする。

・アーク弓のレインジャー、ビビアン
アドを稼ぐのには向いてないので、3マナドムリと同じくアグロ向けかも。
-3能力はPWも対象に取れるのがいいすね。
個人的にはモダンの緑単ストンピィでマナカーブの頂点に1枚差したいカード。

・夜群れの伏兵
マナを掛けず長期的にアドを取れるのは結構強いと思う。
適切にデッキを組んでやればかなり活躍できるカードなんじゃないですかね。
パッと思いつくのは3マナビビアンとか入れたフラッシュ型のデッキだけど、他にもいい使い方があるかも。

・乱動の座、オムナス
3種目のオムナス。
4マナ3色マルチカラーで3/3は流石に酷くない・・・?
使うならエレメンタルなんだろうけど、効果も弱過ぎてなんとも。
オムナス好きだったから正直こんな姿はあんまり見たくなかった。
スタンでどうしても使うなら風景の変容と合わせるとかだろうか。

・不屈の巡礼者、ゴロス
最初はただのEDH向け枠と思ったけど、マナコストを支払わず3枚唱えられるってかなり強い能力なのでは。
場に出た時点でアドも稼げるし、5c出るデッキなら真面目な身代わり的な感じで使われてもおかしくなさそう。

・墓掘りの檻
再録。スタンでは再活やイゼフェニ対策になる。
闇の隆盛の時でもそうだったけど、スタンダードでは基本的にあまり使われないと思う。

・保有の鞄
効果だけ見ると悪くなさそう。
ただ今の環境だとテフェリーであっさり戻されるので厳しい。
ちなみにテフェリーでバウンスされた場合、再度出しても追放されたカードは帰ってこないで合ってるんだろうか。


あとラノエルがとうとう再録されなかったんですがそれは大丈夫なんですかね・・・
M20のウェルカムデッキみたいな番外カードで再録されるか、それとも新セットでエルフの神秘家のような同型再版が来てくれるといいんすけど。
M20プレビュー続き
M20プレビュー続き
M20プレビュー続き
気付いたらかなりの数が公開されてた。
また気になったのを見ていく。

・Mu Yanling, Sky Dancer
青3マナのプレインズウォーカー。神話レア。
+2で生物最大1体に次のターンまで-2/-0修正と飛行を失わせる効果、
-3で飛行4/4のエレメンタル鳥トークン生成、
-8で島をタップすると1枚ドローの紋章を得る。
初期忠誠度2。

プラス能力がなかなかに凶悪。
忠誠度の上げ幅が大きいので見た目以上に固く、殴って攻めるようなビートダウンでは突破に苦労するのは必至。
思考ジェイスがどれだけ固かったかを思い出せばマイナス修正の強さがよく分かる。

コントロールが相手でも、正気泥棒をパワー0にして能力を誘発させなくしたり、-3能力で確実にアドを取りにいけるので無駄にならない。
また飛行を失わせるのでこっちの飛行が通りやすくなるのもいいすね。
青いPWではあるけど、ビートダウンが使う場合でも役立つデザインなので個人的には好き。

・Drawn from Dreams
青4マナのソーサリー。レア。
ライブラリー上から7枚を見て、2枚ハンドに加えて残りをボトムに送る。
墓地に落とさなくなった代わりに1マナ軽くなった祖先の記憶。

時を越えた探索で分かる通り、効果自体は非常に強力。
問題はソーサリータイミングで撃つ余裕があるかどうか。
荒野の再生で隙を補ったり、雷電支配からインスタントタイミングで撃つなど工夫が必要かも。

モダンでもディグ枠として使われる可能性は一応ある。
ただ嘘か真かを差し置いてまで使われるかと言われると微妙。

・朽ちゆくレギサウルス
黒3マナで7/6のゾンビ恐竜。
アップキープで手札を1枚捨てる能力を持つ。

ほぼバニラでデメリット付きとは言え、3マナ7/6は強力。
手札を捨てるタイミングは出した次のターンなので、返しにPWやソーサリーで除去された場合は捨てなくていい点も使いやすい。

デッキによってはデメリットを活かせそうな気もする。
クリーチャータイプも優秀だし、その点でお呼びがかかることもあるかも。

・Fry
赤2マナのインスタント。アンコモン。
打ち消されず、青か白の生物orPWに5点ダメージ。
軽減を防止する効果がなくなった代わりにPWにも飛ぶようになった焼却。

生物ならケフネト正気泥棒ハイドロイドに第1管区の勇士やトロスターニ、PWならテフェリーナーセットタミヨウギデオンボーラスと対象はいくらでもいる。
特にPW環境の今なら出番は多いんじゃないですかね。グルールのサイドにぜひ入れたい1枚。
ただ3マナテフェリーを出たそのターンに焼けないのは残念。

・無法の恐竜
赤2マナ2/3の恐竜。
生物呪文が1コスト下がる能力、また自軍に出た生物に2点与えてそれが恐竜ならパワーが2上がる能力を持つ。

ほぼ恐竜デッキ専用とは言え、能力はどちらもかなり強力。
重い恐竜のコストが下がるのは有難いし、ダメージは激昂の誘発に役立つ。
2点なので大物群れの操り手がギリギリ死なないのもいいすね。

ローテまであと僅かだけど、これは恐竜デッキあるかも。
って言うかこんなに強い恐竜が刷れるならイクサランの時に出せ(憤怒)

・Elvish Reclaimer
緑1マナ1/2のエルフ・戦士。レア。
自分の墓地に土地が3枚以上あると+2/+2修正。
さらに2マナタップで土地をサクるとライブラリーから土地を1枚タップ状態で出せる。

サーチする土地の種類を選ばないのは便利すね。
自力で3/4にもなれるので後半は普通に戦力にもなる。
スタンだとちょっと難しいけど、フェッチでパンプ条件を満たしやすく強力な土地が多いモダン以下では何かしら出番がありそう。

・樹皮革のトロール
緑ダブシン2マナ2/2のトロール。アンコモン。
+1/+1カウンターが1個乗った状態で場に出る他、1マナを払ってカウンター1個を取り除くと呪禁を得られる。

除去耐性持ちの2マナ3/3という時点で普通に優秀。
増殖やハダーナの登臨といった他の手段でカウンターを補えると尚良し。

個人的にはモダンの緑単ストンピィでぜひ使いたい1枚。
緑ダブシンなのでハイドラの血と相性が良く、除去耐性を持つため怨恨の付け先としても信頼でき、さらに毅然さの化身のサイズを上げるのにも一役買ってくれる。

・対抗色占術ランド
テーロスブロックから再録。
スタンで対抗色のレア2色土地が3種類使えるのはかなり珍しい。
ミッドレンジやコントロールでの採用が見込まれる他、城塞やネクサスのような特定のパーツを探したいデッキではフル投入もあり得る。
基本セット2020プレビュー開始
基本セット2020プレビュー開始
基本セット2020プレビュー開始
M20の公式プレビュー始まりましたね。
いつも通りちょっと気になったのを見ていく。

・次元の浄化
再録。今のPW環境なら普通に使われるんじゃないですかね。
ニッサ等でクリーチャー化した土地は残るので、それらと合わせて使うのもあるかも。

・Ajani, Strength of the Pride
新アジャニ。
詳細な能力は割愛するけど、ライフを得る戦略が今のスタンと微妙に合ってなさそうな気もする。
皆ライフレースなんかせずにPW出し合ってアド取り合う環境だからなぁ・・・

・法の定め
再録。スタンならイゼフェニ対策になりそう。
ネクサスにも若干効く?

・Blight Beetle
黒2マナ1/1の昆虫。
プロテクション緑と、相手の生物に+1/+1カウンターを置けなくなる能力付き。

探検や順応、野茂み歩き等への露骨なヘイトカード。
プロテクションまで持っていて、対策カードとしてはかなり強めにデザインされているのが分かる。
+1/+1カウンター対策としてはあまりにも弱かった陽光浄化者から反省したのだろうか。

ちなみにこれニッサの能力も無効化でいいんすよね?
テキストの書式だと土地にカウンター置いてからクリーチャーになるような書き方だったのでちょっと気になった。

・見栄え損ない
再録。スゥルタイやエスパーでもショック並の軽量インスタント除去が使えるようになった。
渇望の時がローテ落ちしたら、軽いマイナス修正としてさらに使われそう。

・虚空の力線
再録。供給量が増えたのはモダン的にも良い事だと思います。
しかしフレーバー的にはラヴニカ産のものなのに、何故基本セットで再録したかは謎。
宿根を扱うゴルガリに配慮してラヴニカのギルドでは入れなかったとか?
それともロンドンマリガンに合わせてとかだろうか。

・Leyline of Combustion
新しく収録された赤力線。
自分か自分のパーマネントが相手の能力か呪文の対象になる度に相手に2点ダメージ。

火力や除去はもちろん、ハンデス等でも誘発する。
ボードコントロールするような相手ならかなりのダメージが見込めそう。
下環境でもバーンやLOへの対策にあるかも。

・打ち壊すブロントドン
再録。次のローテが来ても続投になった。
良質な置物破壊が引き続き使えるのはいいすね。

・大食のハイドラ
コストが緑緑Xのトランプル持ち0/1ハイドラ。
CIPで格闘かカウンターを倍にするか選べる。

例えば5マナだと3/4格闘か6/7になる。
状況によってサイズか除去かを選べるのは便利すね。
若干荒廃ワームに近いかも。

マナの注ぎ込み先として考えるとハイドロイドの方が安定してて強いので、使うなら格闘やカウンターが倍になる点を活かしたい。
ハイドラ全種入れたシミックの隆盛デッキでも組んでみる?

・Cryptic Caves
無色土地。
土地5枚以上の時に1マナ払ってサクると1枚引ける。

多色環境真っ盛りなスタンでは使われるか微妙。
出番があるにしてもローテ後かも。
モダン以下ではエルドラージ辺りに海門の残骸と住み分けする形で使われそう。


全体的に再録が目立つ感じ。
あとエレメンタルがやけに推されてるけど大丈夫ですかね?
近年の部族推しセットはイクサランにしろイニ影にしろあんまりいい結果にならないんだよなぁ・・・
M20の神話チャンドラ
基本セット2020のチャンドラが公開されてる模様。
神話レア・レア・アンコと3種あるみたいだけど、とりあえず神話レアを見ていく。

・Chandra, Awakened Inferno
赤6マナで初期忠誠度6のチャンドラ。
打ち消されない常在型能力を持つ。
+2で相手にアップキープ毎に1点ダメージの紋章、
-3で非エレメンタル生物全員に3点ダメージ、
-Xで生物1体かPW1枚にX点ダメージ。さらに死亡時に追放効果付き。

+2能力がとにかく強力。
2~3回使うだけでもそのままゲームを決めるほどの影響力がある上、チャンドラ本体を倒しても紋章は残ったままなのでその後の対処が非常に困難となる。
歴代のPWで見てもかなり強いプラス能力なんじゃないかと思います。
追加ターンにも強いので、ネクサスに対して刺さるのもいいすね。

-3能力は全体火力。
エレメンタルには当たらないので、野茂み歩きや牝馬サイクル、再燃するフェニックスの0/1トークン等を倒したい時は要注意。
他にはニッサでクリーチャー化した土地も焼くことはできない。
むしろニッサと組み合わせて使うのもありかも。

-X能力は単体火力。
PWを焼ける点が今の環境だと嬉しい。
特にチャンドラ自身が打ち消されないのも相まって、5マナテフェリーに対する返しの解答としては完璧。
おまけに追放効果も付いてるのでフェニックス2種やリアニ相手にも役立つ。

6マナと重いからただ強なカードではないけど、能力自体は非常に強力なので出番はあると思います。
ネクサスやテフェリーにも強いし。
むしろそれらに対して明確な解答になるようにデザインされた感すらある。
ジャンドから見たモダンホライゾン
ジャンドから見たモダンホライゾン
ジャンドから見たモダンホライゾン
モダンホライゾンのフルスポ出ましたね。
ジャンド視点で気になったカードを少し見ていく。

■黒
・疫病を仕組むもの
部族デッキへの対策として最適。
仕組まれた疫病と違い除去されやすくなったものの、生物故にラスアナやコラコマで回収できたり軟泥の餌になったりといった利点もある。

ジャンド的には苦手なスピリットへの対策になるのが嬉しい。
特に無私の霊魂や霊廟の放浪者に妨害されないのが大きく、この2種を抑えられれば他に対しての除去がかなり自由に撃てるようになる。

・絶望の力
ピッチスペルサイクルの黒版。
このターン内に戦場に出たクリーチャーを破壊できる。

カンパニー・コード・リビエン等は大体こっちのターン内で撃ってくるので、それらに対してピッチで撃てないのは残念。
今のところBG系やジャンドではあまり使う必要はないように見える。

■赤
・憤怒の力
ピッチスペルサイクルの赤版。
3/1速攻トランプルを2体場に出す。

ブン回ってくるビートに対してピッチで迎撃する使い方が主になりそう。
追放する候補は血編みやコラコマだろうか。
速攻アグロ系が流行るなら、サイドへの採用も十分あり得るんじゃないですかね。

・悪ふざけ
発掘1が付いてソーサリーになった粉砕。

ジャンドでは古えの遺恨があるので、こっちを優先して使う理由はあまりない。
逆にドレッジのような墓掘りの檻を破壊したいデッキは遺恨よりこっちを選びそう。

■緑
・溜め込み屋のアウフ
2マナ2/2でアーティファクトの起動型能力を封じる。
生物版の石のような静寂。

トロンや鱗親和が苦手なジャンドにとっては十分採用する理由になる。
減衰のマトリックスと違い、オパールのモックスや彩色の宝球も止めてくれるのがいいすね。

・活性の力
ピッチスペルサイクルの緑版。
帰化2発分を撃てる。

血染めの月に対して特に有効であるため、月が負け筋のひとつであるジャンドにとってはかなりありがたいカード。
他のピッチスペルと違い後半引いても使える上、土地が伸びるジャンドでは素撃ちも十分視野に入れて運用できるのですんなり採用できるんじゃないですかね。

■多色
・稲妻の骨精霊
ボールライトニングの亜種。
サボタージュ能力で相手の手札2枚を捨てられる。

血編みから捲れると単純に強力。
ただジャンドというミッドレンジ戦略にあんまり噛み合ってない気もする。
どっちかというと赤黒系の高速アグロに向いてそう。

・レンと六番
赤緑の2マナPW。

ミラーでは相手の腹心やマイナス能力を使ったヴェリアナを潰しつつ、ミシュランやフェッチを戻してアドを稼げる。
ただアグロやコンボに対してはあまり役に立たないのが厳しい。
BG系よりは廃墟の地や幽霊街を採用した赤緑のデッキ向けかも。

■土地
・育成泥炭地
黒か緑マナを出す度に1点ライフペイ、また1マナ払って生け贄にすると1枚引ける。
キャノピーランドの黒緑。

不要になったらドローに変えられるのは強力なものの、ジャンドは元々軟泥やミシュランで恒久的にマナを使うのであまり場から土地を減らしたくない感はある。
またライフを払うデメリットも無視できない点で、腹心や囲いの分も考えるとマナを出す度にライフが減るというのはかなり厳しい。

個人的には今のジャンドには入らないか、入っても1枚だと思います。
もちろんこれから2~3枚採用した型が出てくる可能性も無くはないけど。
モダンホライゾン 緑のピッチスペル公開
モダンホライゾンの公式プレビュー始まりましたね。
今日公開されたカードを見てみる。

・Force of vigor
4マナのインスタント。レア。
2つ対象が取れる帰化で、さらに相手ターン時に手札から緑のカードを追放すればマナコストを支払わず唱えられる。
ピッチスペルサイクルの緑版。

1:2交換が取れるので、代替コストで唱えた際でもアドを失わずに済む可能性があるのが強み。
またマナを支払わずに唱えられる置物破壊ということで、血染めの月に対しては特に効果的。

厄介な置物が多いモダンではなかなか便利なカードなんじゃないですかね。
BG系のようなフェアデッキでは月対策を兼ねた丸い置物破壊として、ドレッジやトロンのようなアンフェアではサイド後に投入される対策系置物への対処手段として使われるかも。

あとは4マナなので続唱型のリビエンでも一応使える。
割るのは主にRIPや遺産、罠橋あたりだろうか。
既存の構成だとデッキにあまり緑のカードが無いのが微妙なところだけど。
逆に血編み型リビエンなら血編み自身を追放して撃てるので相性良さそう。
灯争大戦フルスポイラー感想
灯争大戦フルスポイラー感想
灯争大戦フルスポイラー感想
フルスポ出ましたね。
先週はMF横浜でよく見てなかったので、改めて気になったカードを見ていく。

・破滅の終焉
緑ダブシンとXマナを要する緑のソーサリー。神話レア。
ライブラリーか墓地からXマナ以下の生物をサーチして場に出せる他、X=10以上なら全ての自軍クリーチャーが+X/+Xと速攻を得られる。
緑の太陽の頂点の亜種。

ライブラリーのみならず墓地からもサーチできるのが大きな特徴。
1枚差しのカードが除去されてサーチできなくなった、という事態を回避しやすい。
クリーチャーをサーチするカードとしては優秀なんじゃないですかね。

加えてX=10以上で唱えた場合の効果も非常に派手。
サーチしたクリーチャーには速攻が付く上、+X/+Xの修正は自軍全体に入るため、その場にいる他のマナクリでさえ10/10以上の超大型生物と化す。
回避能力を持つクリーチャーをサーチし、さらに修正を得た他のクリーチャーと攻撃すれば一撃でゲームを終わらせることも十分可能。

個人的にはモダンの緑単信心で使ってみたいカード。
2マナX=0からドライアドの東屋をサーチして実質ランパンと同じように使ったり、12マナX=10からビヒモスをサーチして全体に+11/+11以上の修正とトランプルを与えたりできる。

・ニッサの勝利
緑2マナのソーサリー。
ライブラリーから基本土地の森2枚をサーチ。
ニッサをコントロールしているならサーチできる枚数が3枚になる。

唱えるだけでアドが取れるので2マナソーサリーとしてはなかなかの性能。
新ニッサとは相性が良く、+1で森をアンタップして3/3に→警戒を持つ3/3森で攻撃→第2メインに3/3森タップから緑2マナ→これを唱えて森3枚サーチと噛み合っている。
あとはむら気な長剣歯のような、追加で土地を出せるカードと組み合わせても良い。

・樹上の草食獣
緑1マナのクリーチャー。
0/3到達、CIPでハンドの土地1枚をタップ状態で場に出せる。

上記のニッサの勝利とは相性が良い。
2ターン目にニッサの勝利→3ターン目に破滅の終焉X=1からこれを出して追加で土地置き、といった使い方も可能。

また地味に到達を持つので正気泥棒などを防げる他、パワー0ではあるものの防衛を持つわけではないため、破滅の終焉X=10で別の生物を出した際に10/13で殴りに行ける点も嬉しい。
スタンで緑単ランプのようなデッキを組むなら候補に挙がる生物なんじゃないですかね。

・虐殺少女
黒5マナのレジェンド生物。
4/4威迫の他、CIPでこのカード以外に-1/-1修正、さらにこのターンに生物が死亡する度に全体-1/-1修正を与える。

小型クリーチャーの除去に向いたカード。
死亡時に連鎖的に誘発する能力のおかげで、相手の場にタフネス1・2・3の生物が並んでいた時などは場に出るだけで全滅させられる。

個人的にはモダンでスピリット対策として使えるんじゃないかと思ってる。
5マナなので捕らえられない・また霊魂や放浪者にも妨害されないので、スピリットに対する除去としてはなかなか優秀。
ラスアナあたりと併用できれば場を更地にさせることも難しくない。

・ファートリの猛竜
緑白2マナで警戒2/3を持つ恐竜。
CIPで増殖を行う。

場に出るだけで手軽に増殖できるので、+1/+1カウンターを使うアグロで使いたい。
特に生皮収集家とは相性が良く、1ターン目に生皮収集家→2ターン目これと出した場合、生皮収集家を一気に3/3に成長させられる。
(ファートリの猛竜が場に出た時、生皮収集家のカウンターが乗る能力・ファートリの猛竜の増殖が両方誘発するので、生皮収集家の能力→増殖の順で解決させれば生皮収集家は3/3になる。増殖の対象を選ぶのは増殖の解決時)

・灯の燼滅
白黒2マナのインスタント。
4マナ以上のパーマネント1枚を追放する。
対象が限定された版の完全なる終わり。

スタンで4マナ以上のパーマネントというと大体強力なものが多いので、それに対して2マナで回答できるのは強力。
クリーチャーやPWはもちろん、荒野の再生や議事会の裁きといった厄介なエンチャントにも対処できる。
ただ青単のようなデッキ相手だとほとんど何もしないカードになるので注意が必要。

・ルーンの壁
青1マナ0/4の壁。CIPで占術1。
色マナが必要という点はあるものの、1マナの壁としては《鋼の壁/Steel Wall》を超える能力の高さを持つ。

赤単や白ウィニーのようなアグロに対して強力な壁となる。
特に赤単に対しては1マナ火力1枚で除去されることがないというのが大きい。
コントロールの序盤を支えるクリーチャーとして見かけることもあるんじゃないですかね。
灯争大戦プレビュー続き ロナスやニッサなど
灯争大戦プレビュー続き ロナスやニッサなど
灯争大戦プレビュー続き ロナスやニッサなど
プレビューも後半ですかね。
先週公開されたカードを何枚か見ていく。

・永遠神ロナス
ゾンビとなったロナス。神話レア。
5マナ5/5接死、さらにCIPで他の自軍生物にパワー倍加&警戒付与を行う。

とりあえず場に出てすぐ仕事ができるのは偉い。
5マナの全体強化ということで、踏み荒らし的なものとして考えると良さそう。
ただオーバーランと違って回避能力は与えないので、グルールの呪文砕きや鉄葉のチャンピオンといった最初から回避能力を持つ生物と組み合わせるといいかも。

あとは場から離れるとライブラリーの3番目に戻る。
ビビアンのアーク弓を構えておけば戻ってもすぐ呼び出せるので、使うなら組み合わせたいところ。

・世界を揺るがす者、ニッサ
緑の5マナPW。レア。
森からさらに緑マナが出るようになる常在型能力、土地1つを3/3警戒速攻にする覚醒のような+1能力、さらに土地に破壊不能を付与する紋章&森を好きなだけサーチして場に出せる-8能力を持つ。
初期忠誠度5。

+1でクリーチャーを出せるというだけでも近年のPWとしては相当に強く、また常在型能力も非常に強力。
多少違う点はあるものの、《世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker》のプラス能力2つのうち1つを常在型にした版と考えるとどれだけ強いかがよくわかる。
個人的には灯争大戦で最もカードパワーが高いんじゃないかと思います。

スタンでは緑系のミッドレンジからネクサスまで、色々なデッキでの採用が考えられる。
とにかく大量のマナが出るので、生体性軟泥や順応生物などマナの使い道を用意しておきたい。
他にはマーフォークのスカイダイバーと並ぶとあっという間に奥義まで行ける。

あとはランプで使ってみたくなる能力でもあるけど、今の環境だと結局ネクサスか混成体、発展+発破あたりに使うのが1番という結論になってしまうのが悲しい。
ウラモグやエムラみたいな1枚でゲームを決められる生物がいればなぁ・・・

・ボーラスの壊乱者、ドムリ
緑赤3マナのPW。レア。
自軍生物のパワーを1上げる常在型能力、赤か緑マナを出した上でこのターンの生物呪文を打ち消させなくする+1能力、さらに初代ドムリと同じ格闘をさせる-2能力を持つ。
初期忠誠度3。

初代ドムリと比較して、アドが取れなくなった代わりに全体強化とマナ加速が行えるようになり、より殴るデッキ向けの能力となった。
また赤緑3マナでありながら生物強化・対打ち消しを持つということで、野生の律動と若干役割が被る面もある。
速攻を重視するなら律動、除去も必要ならこっちと、デッキの構成やメタによって使い分けたい。

・Contentious Plan
青2マナのソーサリー。コモン。
増殖と1枚ドローを行うだけというシンプルな効果。
《着実な進歩/Steady Progress》がソーサリーになったら1マナ軽くなった。

アドを失わず手軽に増殖できるというだけでもかなり貴重なカード。
アグロでクリーチャーを強化するのはもちろん、PWの忠誠度を増やしたり英雄譚の章を進めたりもできるので、コントロールでも十分活躍の余地がありそう。

・Pledge of Unity
緑白3マナのインスタント。アンコモン。
自軍生物に+1/+1カウンター1個ずつ、さらに生物の数だけライフ回復できる。

クリーチャーの強化に加えてライフゲインも付くので、ダメージレースするような殴り合いのマッチではかなり強力な効果。
主に緑白のビートダウンやトークンデッキで運用が考えられる。
ライフ回復するのでアジャニの群れ仲間とかと組み合わせても良いかも。
灯争大戦プレビュー2週目 シミックの伝説生物や超大型機体など
灯争大戦プレビュー2週目 シミックの伝説生物や超大型機体など
灯争大戦プレビュー2週目 シミックの伝説生物や超大型機体など
プレビューも2週目に突入。
先週見逃したカードも含めて、また気になったのを見ていく。

・混種の頂点、ロアレスク
青緑5マナの伝説クリーチャー。
4/5飛行トランプルに加え、CIPで他クリーチャーに+1/+1カウンターを2つ乗せる能力と、さらにPIGで増殖を2回行う能力を持つ。

5マナ4/5にこれだけの能力が付いているのだから間違いなくコストパフォーマンスは高い。
単体でも飛行4点のアタッカーになるし、他の生物が1体でもいればそれにも4点分の強化(CIPで+2、PIGで2回増殖して+2)を与えられる。
総じて強力なクリーチャーなんじゃないですかね。

スタンではゼガーナやハイドロイド混成体、ハダーナの登臨あたりとの組み合わせが考えられる。
あとこれだけ+1/+1カウンターを乗せる優良クリーチャーがいるのなら、シミックの隆盛デッキも割といけそうな気がする。
一度真面目に組んでみてもいいかも。

他にはコピーギミックとも相性が良い。
対消滅してもCIPとPIGは誘発するので、例えばコピー1体を出すだけでカウンター2つ乗せ+増殖2回を行うことが可能。
ただCIPがスタックに乗るより先に対消滅するので、解決順としては増殖2回→カウンター乗せになる(たぶん)。
スタンでは模写や覆滅+複製、鏡像との組み合わせが候補に上がる。

・マーフォークのスカイダイバー
青緑2マナ1/1の空飛ぶマーフォーク。
CIPで自軍クリーチャーに+1/+1カウンター1個を乗せることができる他、5マナで増殖できる。

カウンターは自身にも乗せられるので、実質2マナ2/2飛行とも考えられる。
またマナさえあればPWのカウンターを増やしていけるのが地味に強力。
実際ビビアンと並ぶとかなりの速さで奥義まで行くことができる。
アグロでもミッドレンジでも活躍の余地がある優良生物じゃないすかね。

もちろん青緑マーフォークデッキでも採用候補となる。
飛行生物というだけでも貴重な存在で、大嵐のジンをチャンプブロックできるだけでも対青単ではかなり違う。
増殖はマナフラの受けになる他、クメーナの全体カウンターばら撒きの速度を倍にしてくれるのが非常に強力。
マーフォークの2マナ域はかなり渋滞気味ではあるけど、新戦力として大いに期待できそう。

・Parhelion II
白8マナの伝説機体。
5/5で飛行・先制攻撃・警戒に加え、攻撃時にセラの天使相当のトークンを2体出すという非常に派手な能力を持つ。

搭乗には4必要なので、できるだけパワーが4以上ある相性の良い乗り手が求められる。
土地でマナ加速できる怒り狂う長剣歯、5マナまで軽減できるジョダー、同じく4マナで踏み倒せる可能性のある願いのジン、変身すると2マナ分加速しつつパワー4トークンを量産できる黄金の守護者など。
これが生物だったら旧き道のニーキャとかすごく相性良かったんすけどね。

パワー4に拘らないなら、フレイアリーズの歌から出してそのままマナクリ達で乗るとか方法は色々ある。
案外緑白エルフなんかのフィニッシャーに向いてるかも。

・Forced Landing
緑2マナのインスタント。垂直落下の亜種。
破壊する代わりにデッキボトムに送るようになった。

緑単色で再燃するフェニックスへの対処手段ができたのは嬉しいところ。
その他にもハイドロイド混成体を採取で回収させないなど、今の環境だと単に破壊するよりボトム送りの方が何かとメリットが多いので結構有用。
灯争大戦プレビュー続き 新ビビアンや伝説エルフ2種など
灯争大戦プレビュー続き 新ビビアンや伝説エルフ2種など
灯争大戦プレビュー続き 新ビビアンや伝説エルフ2種など
気付いたら結構プレビュー出てた。
引き続き気になったカードを見ていく。

・野獣の擁護者、ビビアン
緑3マナのPW。レア。
クリーチャーに瞬速を与える常在型能力・クリーチャー1体に警戒と到達を与える+1能力・ライブラリーの上から3枚を見てその内1枚を追放し、クリーチャーであるなら唱えても良いという-2能力を持つ。
初期忠誠度4。

プラス能力や常在型能力により生物を守りに回せるため、見た目より耐久力は高い。
特にプラス能力は野茂み歩きのようなタフネス編重のクリーチャーや、オルゾフの処罰者のような接死持ちクリーチャーに対して使うと強力。

常在型能力はデッキの構成にもよるものの、それでも相手にすると厄介な効果。
帆凧の掠め取りをドローステップで出すといったモダンっぽい動きや、人質取りを相手のエンドに出して隙を無くすといった使い方ができる。

総じて3マナとしては十分強力なPWなんじゃないですかね。
どちらかというと守りに向いた性能なので、場を引き延ばす戦略を持つスゥルタイにはすんなり入りそう。

・Storrev, Devkarin Lich
緑黒4マナの伝説クリーチャー。レア。
5/4トランプルに加え、プレイヤーかPWに戦闘ダメージを与える度に墓地の生物orPWを回収できる。

トランプルによりサボタージュ能力を誘発させやすくなっているのは嬉しいところ。
ゾンビ・エルフ・ウィザードと部族面でも優秀なので、そっちの方でお呼びがかかることもあるかもしれない。

少し気になるのは場に出てすぐに仕事をしない点。
使うなら速攻を付与してやる等、何かしらでサポートしてやりたい。
中でもビビアンのアーク弓とは相性が良く、弓のコストで捨てたカードを回収することでアドの損失を抑えられる他、相手のエンド時に出すことで疑似的な速攻を与えられる。

・Tolsimir, Friend to Wolves
緑白5マナの伝説エルフ。レア。
3/3で、場に出た時に3/3の伝説狼を出す能力を持つ他、狼が出る度に3点ゲインと任意格闘の効果を持つ。

5マナ6/6で3点ゲイン、さらに3点格闘のクリーチャーと考えるとコストパフォーマンスはそこそこ高め。
ただ着地に対応して本体が除去されると回復と格闘効果は無くなるので注意。

効果は狼全体に有効だが、スタンダードには他に狼がほとんどいないのが残念なところ。
一応同セットにはアーリン等がいるものの、優秀な狼が収録されない限り別の狼による誘発はあまり期待できないと考えて良さそう。

・ラゾテプの板金
青2マナのインスタント。
自分と自軍パーマネント全てに呪禁を付与、さらに動員1を行う。

クリーチャーや置物の保護はもちろん、ハンデスや火力など自分を対象とした効果も防げる。
さらにブロッカーやクロックの用意もできる上、ほぼ瞬速生物と同じなので布告避けなどに使うことも可能。
2マナのインスタントとしてはできる事がかなり多く、小回りの利いた強力なスペルなんじゃないですかね。

軽くて汎用性が高いため、モダン以下の環境でも十分活躍があり得る。
ヴァラクートのようなプレイヤーを対象にした効果への対策や、プリズン等でアーティファクトを守りつつハンデスの防止なんかに使われるかも。
灯争大戦 プレビュー開始
灯争大戦 プレビュー開始
灯争大戦 プレビュー開始
公式プレビュー始まりましたね。
とりあえず気になったのだけ見ていく。

・Vivien’s Arkbow
緑2マナの伝説アーティファクト。レア。
Xマナを支払い手札1枚を捨ててタップすると、ライブラリーの上からX枚を見てその中にあるマナコストX以下の生物を場に出せる。

手札1枚を支払ったマナ相応の生物に変換する効果と考えると、なかなか強力なんじゃないですかね。
手札で被った際も効果で2枚目を捨ててしまえば良いので、伝説という点もそれほど気にならない。

アグロでは息切れ防止用のカードとして最適。
これを起動するような時は大体手札から出す生物が無くてマナが余ってるような状況なので、余分なマナを注ぎ込みやすく無駄がない。
一方ランプで使うのも悪くなさそう。
特に今なら荒野の再生というインチキマナ加速があるので、簡単に大量のマナを支払うことができる。

モダンではカンパニーがあるため小型クリーチャーを呼ぶのにはあまり向かなそう。
どちらかというとタイタンシフトやアミュレットタイタンのような、マナが大量に出るデッキ向きかも。

個人的には緑単信心で使ってみたい1枚。
パーマネント故に起源の波で出せる・信心を稼げるといった利点を持つ他、このカード自体が起源の波に近い能力を持っているのでデッキと噛み合う。
解体したけどもう一度組んでみようかな。

・巨大化
再録。緑に良質な1マナインスタント枠ができたのは嬉しい。

・楽園のドルイド
森の女人像の亜種。
殴れるようになった代わりにタフネスが下がり、呪禁が外れるようになった。

今は鎖回しがいるので活躍できるかどうかは怪しい。
警戒を与えれば呪禁を持たせたまま殴れるので、セラからの翼なんかを付けてやるのも良いかも。

・無頼な扇動者、ティボルト
7年ぶりに新録されたティボルト。
ライフ回復を防ぐ能力と、脚光の悪鬼相当のクリーチャートークンを出す能力を持つ。

マローをして「最悪の出来」と言わしめた前回のティボルトとは打って変わって、今回は普通にスタンでも使える性能じゃないすかね。
特に門デッキのアーチ道の天使に対して強烈な対策になるのが嬉しい。
門デッキはPWを咎める手段が少ないし。
ラヴニカの献身フルスポイラー雑感
ラヴニカの献身フルスポイラー雑感
ラヴニカの献身フルスポイラー雑感
フルスポが出たので気になったカードをいくつか見ていく。
カードの詳しい効果は省略。

・培養ドルイド
カウンターを乗せなくとも普通にマナクリとして機能するのが偉い。
順応以外でカウンターを乗せるなら新たな地平やシャライ、アジャニあたりが良さそう。

個人的にはエルフデッキで8マナ猪を出すためのマナ加速とかで使いたい。

・生体性軟泥
評価が割れてるけどどうなんすかね。
DN見ると強いって意見が結構多い気がする。

アリーナで苗木デッキを日常的に使ってる自分から見ると若葉のドライアドの方が100倍強く見えるけど、たぶん純正のゴルガリとかで使う分にはこっちの方が強いのかな。

・荒野の再生
色々悪用できるんだろうけどあまり思い付かない。
残骸の漂着や薬術師の眼識を構えるような、フラッシュ中心のデッキで使うと強そう。

・開門
地勢の上位互換。
門ランプが組みやすくなるのは嬉しい。
単純に多色ランドをサーチする地勢として使うのもアリか。

・一族のギルド魔道士
グルールのギルドメイジ。
基本的にリミテ専用サイクルだけど、野生の律動で速攻を付与できるグルールなら構築でも使えなくはないかも。
回避能力に疎いフェロックスをブロック不可で援護できるのも大きい。

・混沌をもたらす者、ドムリ
マナ加速と手札補充という点で何となくヤヤバラードっぽい。
ヤヤと同じく場に干渉しないのが若干気がかり。
グルールのサイド的な感じで使われるんだろうか。

・引き裂くシャーマン
ダブルブロック抑制のおかげで生半可なクリーチャーは蹴散らせるのが偉い。
こいつにタイマンで勝てるクリーチャーはそんなに多くないだろうし。
さらにメインから入れられる置物破壊ということで結構便利。
何気に強いですね・・・

・囚われの聴衆
ランプでマナ加速から出したい一枚。
相手のコントロールで場に出るので地味にトロフィーでは割れなかったり。
ただ重ね張りしてもあまり意味がないのは残念。

・燃えがら蔦
モダンでドレッジあたりが使ってきそう。
スタンではグルールの帰化枠ですかね。

・脚光の悪鬼
1マナ混色クリーチャーというだけで貴重な存在。
ギルドパクトのガラス壁やギルド魔道士の広場と組み合わせるのにうってつけ。

・調和の公有地
門が2つあるとCIPでライフゲインできる土地。
ムルタニで手札に戻して使い回したい。


来週はプレリですね。
とりあえず参加予約したので出る予定。
ギルドはグルールで希望したけどあぶれないといいなぁ
土地からマナが倍出るようになるケンタウルス
土地からマナが倍出るようになるケンタウルス
ラヴニカの献身で新しいレアが公開されました。

岩SHOW マジック:ザ・ギャザリング『ラヴニカの献身』プレビュー《旧き道のニーキャ》
https://mtg.bigweb.co.jp/article/preview/RNA


赤緑5マナ5/5のケンタウルス。
こちらがクリーチャー以外唱えられなくなるデメリットを持つ代わりに、自分の土地から出るマナがそれぞれ1つずつ増える能力を持つ。
ザル=ターの古きもののパワーを小さくして、さらにデメリット能力を与えたらマナ倍加能力が自軍だけになった。
というより名前や舞台背景からしておそらく直系のリメイクと思われる。

マナ加速としては非常に強力だが、スペルを唱えなくさせる能力があるため、例えば苦悩火の支払いに注ぎ込むといった使い方はできない(マナを出してからの除去等で不可能ではないが)。
思い付くマナの使い道としては、
・ザカマやギシャスのような重めのファッティを出すためのマナコスト
・ハイドロイド混成体のようなXコストを持つ生物を出すためのマナコスト
・縄張り持ちのアロサウルス、刃の翼ヴェリックス、ジョスといった生物のキッカーコスト
・茨の副官のパンプ能力や、新ゼガーナの順応能力のようなマナのかかる起動型能力のコスト
あたりが考えられる。

またクリーチャーで無くともパーマネントの起動型能力の支払いはできるので、アーティファクトやエンチャント、土地と組み合わせてもいい。
特に土地はデメリット能力に引っかからず場に出せるため、マナを無駄なく消費させやすい。
具体的にはオラーズカの拱門や記念像サイクルなど。

個人的にはジョスやヴェリックスあたりのキッカー生物を満載にしたデッキとか組んでみたい。
ムルドローサと組み合わせたりしても面白そう。

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